《霊王の波動/Dominus Impulse》 †
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
相手フィールドにカードが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に罠カードが存在する場合、さらにその無効にしたカードを破壊する。
このカードを手札から発動した場合、発動後、
このデュエル中に自分は光・地・風属性モンスターの効果を発動できない。
RAGE OF THE ABYSSで登場した通常罠。
相手フィールドにカードが存在する場合、手札から発動できる効果外テキスト、相手がモンスターを特殊召喚する効果を含む効果を発動した時、その効果を無効にし、墓地に罠カードが存在すればそのカードを破壊する効果を持つ。
手札から発動した場合、デュエル中光・地・風属性の効果の発動ができなくなる。
効果外テキストにより、手札誘発に近い使用感で利用できる。
ただし、手札から発動した場合、それ以降光・地・風属性の効果の発動が封じられるという重いデメリットが発生する。
これら3属性を中心としたデッキはもちろんだが、汎用的なカードでも、手札誘発の《増殖するG》・《エフェクト・ヴェーラー》・《ドロール&ロックバード》、《原始生命態ニビル》・《PSYフレームギア・γ》、エクストラデッキの《召命の神弓−アポロウーサ》・《フルール・ド・バロネス》・《天霆號アーゼウス》などが該当するため、デッキ構成に注意が必要となる。
発動後は《聖王の粉砕》同様《いろはもみじ》等による属性変更も大きな弱点。
反面、レベル・ランク・リンク数の低いカードの層は闇属性・炎属性・水属性と比較するとやや薄いため、《聖王の粉砕》に比べればまだ採用しやすい面はある。
《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》や《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》を用いれば、光・地・風属性であってもフィールド上に限り、制約を踏み倒せる。
《聖王の粉砕》とは逆に【ラビュリンス】にて各種ラビュリンスのトリガーとなれるのも特筆すべきメリットだろう。
ややテクニカルだが《天岩戸》・《オーロラ・アンギラス》・《無窮機竜カルノール》等これをメリットにできる光・地・風属性と組み合わせてしまうということも考えられる。
手札誘発としては比較対象となるカードが現状存在しないが、効果は《神の警告》の1つ目の効果が近く、破壊までできれば完全に同じになる。
あちらと比べるとライフコストが不要で魔法・罠カードの効果の発動に対応する代わりに破壊が不安定で召喚やチェーンブロックを作らない特殊召喚に対応できない。
とはいえ、大抵のデッキで発動機会には困らないため、手札から発動しにくいデッキでも単なる罠カードによる1妨害として採用を検討できる。
《聖王の粉砕》と同様墓地に罠カードが存在すれば破壊まで可能。
あちら同様罠カードの多めなデッキで使用することで適用率を上げられるだろう。
モンスターでないが故に《名推理》の構築の邪魔になりづらい長所も共通だが、こちらは対応する属性が異なるため、手札誘発を採用しにくい【インフェルニティ】や【インフェルノイド】等との親和性が高い。
しかし後者の場合は相性の良い《妖精伝姫−シラユキ》や《刻まれし魔の大聖棺》の採用が縛られるのは注意。
関連カード †
収録パック等 †
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