六武式風雷斬(ろくぶしきふうらいざん)/Six Strike - Thunder Blast》

通常罠
自分フィールド上の武士道カウンターを1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動する。
●相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。
●相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。

 EXTRA PACK Volume 4で登場した通常罠
 自分フィールド武士道カウンター1つを取り除く事で「相手フィールドモンスター1体を破壊する」か「相手フィールドのカード1枚をバウンスする」の内いずれか1つを選択して発動する効果を持つ。

 コストとして武士道カウンターを必要とするので、【六武衆】専用となる。
 武士道カウンターが置けるカード《六武衆の軍大将》サーチできるものの、そこからさらに置くための展開が必要になるのでコストが用意できず腐る可能性がある事にも注意しなければならない。
 《六武衆の軍大将》リンク素材《六武衆の指南番》を含めれば、武士道カウンターを置けるカードとこのカードを同時に用意できる。

 コストが必要であるもののフリーチェーン除去であり、相手ターンの妨害や自分ターン攻撃メタの突破など幅広く活躍できる。
 バウンス効果魔法・罠カードにも対応しているので、攻撃を通す際に邪魔な伏せカードを一時的に除去することもできる。
 勿論単に単体除去目的ならば、より発動し易い《強制脱出装置》《サイクロン》など優秀なものが沢山あるが、範囲の広さやサーチサルベージができる点から【六武衆】においてはこちらの方が対応力で勝る。

 最大の利点は状況に応じて2つの効果を選択できる点だろう。
 多くの場合はバウンスよりも破壊を優先したいが、破壊には耐性無効手段も多く存在するため、この点は大きな利点となる。
 素材となるモンスター破壊してエクストラデッキからの特殊召喚を未然に防ぐことや、大型モンスターバウンスするなど、状況を読んでの選択が可能。
 また、破壊したくないアーティファクトなどがセットされていると読んだ場合も有用であり、特に【六武衆】同士のミラーマッチでは《六武式真伝天魔六段衝》の(2)を避けられるのが強みとなる。
 数少ない六武式ゆえに《真魔六武衆−キザン》の(2)の墓地コストも兼ねられるのも利点と言える。

 ただし、同じ六武式には豪快な全体除去が可能な《六武式真伝天魔六段衝》も存在する。
 前述したようにバウンスも選べる利便性と、デッキが上手く回転せずに武士道カウンター少ない場面でも発動できる点で差別化したい。

関連カード

イラスト関連

収録パック等


Tag: 《六武式風雷斬》 通常罠 六武式

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