【巨大戦艦】 †
自身にカウンターを乗せる巨大戦艦モンスターを軸としたビートダウンデッキ。
高レベル中心の重いカテゴリだが、各種サポートカードを駆使して展開し、更には倒されてもその後続を呼び出し継戦能力の特性を駆使していく。
《巨大要塞ゼロス》および巨大戦艦自身の強固な耐性と高いステータスで押し切るタイプのデッキであり、複雑なギミックをあまり持たないので初心者でも扱いやすい。
- モチーフはKONAMIのシューティングゲーム『グラディウス』シリーズのボスである。
《超巨大戦艦 メタル・スレイブ/Super B.E.S. Metal Slave》
効果モンスター
星11/闇属性/機械族/攻3100/守3100
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・デッキからレベル10以下の「巨大戦艦」モンスターを5体まで墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、この効果を発動するために墓地へ送った数だけこのカードにカウンターを置く。
(2):自分・相手ターンに、このカードのカウンターを1つ取り除き、
自分フィールドの「巨大戦艦」モンスターを含む
フィールドの表側表示カード2枚を対象として発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
そのカードを破壊する。
《ボスラッシュ/Boss Rush》
永続魔法
自分が通常召喚していないターンにこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分は通常召喚できない。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する状態で、
自分フィールドの表側表示の「巨大戦艦」モンスターが破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「巨大戦艦」モンスター1体を特殊召喚する。
《巨大要塞ゼロス/B.E.F. Zelos》
フィールド魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「ボスラッシュ」1枚を手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドの「巨大戦艦」モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、
相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「巨大戦艦」モンスター1体を特殊召喚する。
(4):自分フィールドに「巨大戦艦」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
そのモンスターに、自身の効果で使用するカウンターを1つ置く。
《ボスオンパレード/Boss on Parade》
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「巨大戦艦」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスター1体を破壊し、
デッキから攻撃力1200で守備力1000以下の
機械族・光属性モンスター1体を自分か相手のフィールドに特殊召喚する。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ボスラッシュ」1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
巨大戦艦はいずれも上級・最上級モンスターであり、自己特殊召喚できないモンスターも過半数を超える。
更に、デッキパワーを最大限発揮するには数種類の巨大戦艦の採用が望ましく、その分手札事故のリスクは抱えることとなる。
ただ、手札からの展開手段に関しては《巨大要塞ゼロス》で解決でき、《超巨大戦艦 メタル・スレイブ》を引ければ最大5種を纏めてデッキから墓地へ送れるので、初手次第では手札事故のリスクは軽減できる。
総じて、如何に手札事故しない様なバランスでデッキを構築できるかが腕の見せ所となる。
―巨大戦艦モンスター
いずれも自身にカウンターを乗せる共通効果を持ち、そのカウンターの管理が重要となる。
大別するとレベル9以下のグループと、レベル10以上のグループの2つに分けられる。
登場時期の違いから後者の方が概ねカードパワーは高く、原則としてこちらを中心に据えてデッキを構築した方が安定はする。
とは言え、《超巨大戦艦 メタル・スレイブ》のパワーを最大限発揮するには複数種類の巨大戦艦を採用したいため、前者のグループも依然として必要ではある。
―その他のモンスター
基本的には依存度が低いため、汎用性の高いモンスターで埋めておいても問題ない。
巨大戦艦のみでは対応できない場合を想定して採用したい。
また、要である《巨大要塞ゼロス》・《ボスラッシュ》を守れるカードも候補に挙がる。
―シンクロモンスター
《ボスラッシュ》が持つ制約を考えると、チューナーは通常召喚以外でフィールドに出す手段を備えたものを選びたい。
―エクシーズモンスター
自前の展開手段や、他のカードの効果で同名カードの巨大戦艦を並べられればランク5〜11のエクシーズ召喚が可能。
―リンクモンスター
巨大戦艦をリンク素材に用いると消費が多くなってしまうので、トークン生成カードを活用するのが効率的だろう。
―巨大戦艦サポート
いずれも《巨大戦艦 デリンジャー・コア》でサーチ可能。
《巨大要塞ゼロス》と《ボスオンパレード》は原則としてフル投入が推奨される。
―機械族サポート
―その他のカード
戦術 †
序盤は《巨大要塞ゼロス》のサーチと任意の巨大戦艦モンスターの確保に回る。
《巨大要塞ゼロス》を発動し巨大戦艦を特殊召喚、サーチした《ボスラッシュ》の発動も同一ターンにできれば理想的だろう。
巨大戦艦は《巨大要塞ゼロス》の特殊召喚を毎ターン使うか、《ボスラッシュ》を複数枚発動して展開することになる。
戦闘を介して自壊させ、墓地の巨大戦艦は《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−III》や《貪欲な壺》で補充、再度《ボスラッシュ》でリクルートを繰り返す。
後続を途切れさせないことで相手の疲弊を狙い、《巨大要塞ゼロス》の強化も合わせ、高打点の巨大戦艦を並べ一気に相手のライフポイントを削りきる。
当然相手も《巨大要塞ゼロス》や《ボスラッシュ》を狙って除去してくるため、カウンター罠等で対処しなくてはならない。
特に複数枚貼った《ボスラッシュ》に《ツインツイスター》等を通すことは可能な限り避けたい。
《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》以外の通常召喚時にカウンターが乗る巨大戦艦も主軸としたデッキタイプ。
相性が最悪な《ボスラッシュ》は一切採用せず、大型モンスターの通常召喚をサポートする《死皇帝の陵墓》をメインに構築する。
この際フィールド魔法で枠を食い合うため《巨大要塞ゼロス》を採用するかどうかは各自で検討したい。
不採用の場合は耐性に隙が生じるため、《禁じられた聖槍》や《安全地帯》と言ったカードでフォローしたい。
また、《神の宣告》といったカウンター罠はライフコストの兼ね合いから採用が厳しくなる。
それ以外のライフコストを要求するカードも余程必要としなければ採用を見送ったほうが良い。
このようにライフポイントの消費が激しくなるため、大幅な回復手段も欲しいところ。
《非常食》であれば回復だけでなく、相手が《死皇帝の陵墓》のライフコストを払った時点で発動すれば妨害にも利用できる。
特に【やりくりターボ】のギミックは、ライフ回復、デッキボトムに戻す手札交換、自分の魔法・罠除去等を一度に兼任できる。
《ボスラッシュ》不採用はあくまでデメリット回避が目的なので、《死皇帝の陵墓》だけでは展開に不安があるならば他の展開手段も考えたい。
当然アドバンス召喚も考えられるため、リリース要員として上述の《帝王の烈旋》や蘇生、ペンデュラム召喚等を取り入れるのも問題はないだろう。
こちらはアドバンス召喚を主体にしており、《ボスラッシュ》を採用しないのも《死皇帝の陵墓》軸と同じ。
アドバンス召喚した巨大戦艦に効果耐性を付与させることで、自壊を気にせずに攻めることができる。
また、《巨大要塞ゼロス》と違い自分のカードでも破壊されないため、《ブラック・ホール》や《激流葬》で相手モンスターだけを一方的に除去できるようにもなる。
ただしこのカードの適用下ではエクストラデッキからのペンデュラム召喚や《簡易融合》を一切使えなくなるため、展開力はやや下がる。
耐性を得た巨大戦艦1体1体の維持に神経を使いたいところである。
【除外戦艦】 †
【次元帝】のギミックを使用してリリース確保に特化させたデッキであり、こちらも《ボスラッシュ》を採用しない。
《死皇帝の陵墓》と違い相手に効果を利用されずライフコストも軽減できるが、その分事故率が上昇する。
また、多くの除外軸のデッキと同様に相手の墓地利用を封じる事ができるメリットも存在する。
【スキドレ戦艦】 †
巨大戦艦をデメリットアタッカーとして扱った【スキルドレイン】。
その分《ボスラッシュ》と《巨大要塞ゼロス》の維持が重要になる。
第4期のELEMENTAL ENERGYで《ボスラッシュ》が登場したことでデッキとして成立するようになる。
しかし、当時は《ボスラッシュ》のデメリットと、召喚でしかカウンターが載らない点からかなり使いにくいものであった。
以降は《ボスラッシュ》でもカウンターが載る巨大戦艦が追加され徐々に改善されていった。
第9期のマキシマム・クライシスで《巨大要塞ゼロス》が登場したことで使い勝手は大きく改善された。
その後、第13期のBURST PROTOCOLで再び新規カード複数枚が登場し、デッキも更に強化された。
代表的なカード †
関連リンク †