HERO/HERO †
週刊少年ジャンプ(2006年35号) 付属カードでカテゴリ化された「HERO」と名のついたカード群。
モンスターにはさらに細かいカテゴリとして、「E・HERO」、「D−HERO」、「E−HERO」、「M・HERO」、「V・HERO」が存在する。
またいずれにも属さないものとして、シリーズカードの「X・HERO」と《E☆HERO 盤面の執行者》(使用不可カード)が存在する。
(《C・HERO カオス》はカード名では後者に該当するが、効果外テキストによりルール上はE・HEROに属する。)
アルファベット1文字を冠しない「HERO」のみのカード名のものは魔法カードの《HERO’S ボンド》と《HEROの遺産》のみで、モンスターには存在しない。
- OCG中でも最大規模のカテゴリで、総数は100枚を大きく超えており、比肩するのはNo.ぐらいである(2024年12月13日の情報公開時点で、HEROは150枚、No.は159枚)。
HEROの名に含む下位カテゴリ数も5つと最大であり、さらにカテゴリ化していないHEROも2種存在する。
その規模から、HERO内でも下位カテゴリごとの特色は大きく異なり、実質的に特定の下位カテゴリ専用となっているHEROサポートも少なくない。
- 一般パック以外での登場となった限定カードも多数輩出されているがゆえに、最多の絶版カードを抱えるカテゴリともなってしまっている。
- 規模にふさわしく、カードの輩出期間においても非常に息の長いカテゴリ。
初登場した2006年から2024年まで、新規「HERO」モンスターが登場しなかったのは2013年と2020年のみである。
- 以下は、エラッタが行われる前の《Elemental HERO Divine Neos》の召喚条件に関するテキスト。
This card cannot be Special Summoned except by a Fusion Summon
of any 5 "Neos", "Neo-Spacian", "Elemental Hero", "Destiny Hero" or "Evil Hero" monsters
including at least 1 "Neos" monster, 1 "Neo-Spacian" monster and 1 "Hero" monster.
テキスト量の軽減や直前で三種を列挙しているなど、いくつか理由は推測できるが海外版で"Hero"と一語で表記された唯一のカードとなっている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ・漫画GXの遊城十代とエド・フェニックス、漫画GXの響紅葉がデッキの主軸としているモンスター群。
- 十代が捨てられたおジャマをデッキに入れようとしたときに、ヒーロー気分のおジャマが自分たちを「O・HERO」と呼んでいた。
- 「十代vsエド」(2戦目)にて十代が「DとEがいるんだぜ、もっと他にもいる気がするけどな」と発言している。
この発言はネオスペーシアン登場の伏線と思われるが、その後E−HEROが登場した。
さらに漫画GXにて、M、V、Cが登場している。
- 「HERO」と名のついたモンスター全般のサポートカードとして、アニメでは通常罠《ヒーローズ・ガード》、永続罠《ヒーロー・シールド》が登場。
漫画では罠カード《レスポンシィビリティ》・《ディフェンド・ヒーロー》・《ヒーロー・ソウル》が登場している。
関連リンク †
―「HERO」と名のついたモンスター
※は「HERO」に関する効果を持つモンスター
―「HERO」と名のついた魔法・罠カード
※は「HERO」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「HERO」を素材に指定するモンスター
―「HERO」に関する効果を持つカード
―その他のリンク