クロノダイバー/Time Thief †
EXTRA PACK 2019でカテゴリ化された「クロノダイバー」と名のついたカード群。
属するモンスターは(罠モンスターも含めて)全てレベルまたはランク4・闇属性で統一されており、サイキック族と機械族で構成されている。
- 海外の公式サイトでは「もうこんな時間だ」というタイトルの記事で、「もし時間が飛んだように感じたなら、あなたはこの新しいモンスターたちに攻撃されているのかもしれません」と前置きして紹介されている。
《クロノダイバー・リダン》の効果を「相手の計画を崩壊させる」とした上で、このカテゴリについて「対戦して最も混乱させられるカテゴリのひとつ」と評しており、相手を撹乱し思い通りにさせないことが1つのテーマとなっているようだ。
- 日本語カテゴリ名の「クロノ(Chrono)」は、ギリシャ語で「時(とき)」・「時間」を意味するクロノス (chronos) に由来する接頭語である。
「ダイバー(diver)」は英語で「潜水夫」「(水に)飛び込む人」などを意味し、直訳で「時空を潜る者」「時空漂流者」となるのであろう。
それぞれのカード名には時計に関連する用語が使われており、「時間」を強く意識したカテゴリであると言える。
時計の用語としてみると、「クロノ」はクロノグラフ(ストップウォッチ付き時計)、「ダイバー」はダイバーズウォッチ(防水・耐圧機能に特化した時計)の略と、腕時計の種類を指す言葉となる。
- 英語名の「Time Thief」を直訳すると「時間泥棒」となり、この日本語は現在では「時間を忘れて夢中になってしまうもの」を意味する慣用句として用いられることが多い。
日本の公式サイトの紹介文でも「時を駆ける快盗」と紹介されており、泥棒設定は日本でも生きているようである。
- 原作・アニメにおいて―
漫画OCGストラクチャーズにて遊佐アゲハが使用。
「時空快盗団」と称している。
- コナミのゲーム作品において―
コナミが製作した音楽ゲーム『beatmania IIDX』シリーズの23作目(ナンバリング上は22)となる『PENDUAL』では同じく「時間」がテーマとされており、曲名に「Chrono Diver」とつくシリーズの楽曲が登場している。
関連リンク †
―「クロノダイバー」と名のついたモンスター
※は「クロノダイバー」に関する効果を持つモンスター
―「クロノダイバー」と名のついた魔法・罠カード
※は「クロノダイバー」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―その他のリンク