C/Chrysalis †
POWER OF THE DUELISTでカテゴリ化した「C」と名のついたモンスター群。
6体の基本ネオスペーシアンにそれぞれ1対1で対応した6体のモンスターであり、以下のようなフィールドで発動する起動効果を共通して持つ。
フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、
このカードを生け贄に捧げることで手札またはデッキから
「※そのコクーンに対応するネオスペーシアン」1体を特殊召喚する。
しばらくの間《C・ドルフィーナ》しか存在しなかったが、TACTICAL EVOLUTIONで残る5種が登場したことで全て揃った。
コクーンのステータスは、そのコクーンに対応するネオスペーシアンよりレベルが1低く、攻撃力・守備力は200ポイントダウンさせた数値となっている。
種族も《C・ドルフィーナ》を除き、対応するネオスペーシアンと同じである。
レベル・ステータス共にネオスペーシアンより低いので、《ジャンク・シンクロン》や《デブリ・ドラゴン》などから《コクーン・リボーン》を使い間接的にネオスペーシアンを蘇生させる事ができる。
ネオスペーシアンのサポートだけでなく、《コクーン・パーティ》による大量展開で召喚補助に使うこともできる。
また、こちらは《デビルズ・サンクチュアリ》とは異なり、墓地肥やしやエクシーズ素材にも使える。
しかしそのためにはある程度のコクーンやサポートカードを投入する必要があり、使い勝手にはやや難がある。
- ネオスペーシアンの幼生とおぼしき扱いであり、進化先のネオスペーシアンをより幼く動物的にしたような可愛いモンスターたちが共通した繭のような物に包まれている。
「コクーン(Cocoon)」とは「繭」の意味であり、英語名の「クリサリス(Chrysalis)」は「蛹」を意味する。
「コクーン」には「覆い」、「クリサリス」には「未発達」「準備段階」という意味もある。
コクーンの名を持つ魔法・罠カードの英語名には「クリサリス(Chrysalis)」の名が使われていないが、《マジカルシルクハット》でモンスター化したとしても対応するネオスペーシアンが存在しないため、ルール上問題は起こっていない。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて、十代が使用したモンスター群。
詳細は各ページ参照。
初登場は比較的早く、Nの初登場回で《C・ドルフィーナ》がお目見えしているが、その後は忘れ去られたかのように出番がなかった。
3年目になってようやくそれ以外のコクーンも登場している。
コクーン共通の特殊召喚効果は一度も使われたことがなく、また、《コンタクト》か《コクーン・ヴェール》によるネオスペーシアンのサポート目的以外に使われたことはない。
アニメや漫画の登場キャラクターになりきって楽しむ趣旨を持つコンセプトデュエルでも、構築が現実的でないためか<C>の登録は無い。
関連リンク †
―「コクーン」と名のついたモンスター
―「コクーン」に関する効果を持つカード
―その他のリンク
FAQ †
Q:特殊召喚する効果処理時にフィールドに《ネオスペース》が存在しなくなった場合、ネオスペーシアンは特殊召喚されますか?
A:いいえ、特殊召喚されません。(15/01/08)