ヌーベルズ/Nouvelles †
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズでカテゴリ化された「ヌーベルズ」と名のついたカード群。
属する儀式モンスターは闇属性・守備力1850で統一されており、その攻撃力はレベル×400で、奇数レベルは獣戦士族、偶数レベルは戦士族である。
いずれもレシピカードの効果によって儀式召喚できる。
- 儀式モンスターは以下の共通するテキストを持つ。
ただし、レベル5以上は(2)が条件の無い起動効果または誘発即時効果となっている。「レシピ」カードにより降臨。 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 (固有効果) (2):(フィールドの(特定のカード)が攻撃・効果の対象になった時に)発動できる。 (特定のカード)をリリースし、 手札・デッキから(特定のモンスター)1体を特殊召喚する。
カード名 レベル (2)の効果 トリガー リリースするモンスター 特殊召喚するモンスター 《ブエリヤベース・ド・ヌーベルズ》 1 フィールドのこのカード このカード+
いずれかのフィールドのモンスターレベルが1~2上のヌーベルズ 《コンフィラス・ド・ヌーベルズ》 2 《ポワレティス・ド・ヌーベルズ》 3 フィールドのモンスター 自分のヌーベルズ+
いずれかのフィールドのモンスター《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》 4 《バラムニエル・ド・ヌーベルズ》 5 条件なし(起動効果) 相手フィールドのモンスター レベル6のヌーベルズ 《バグリエル・ド・ヌーベルズ》 6 条件なし(誘発即時効果) 《ハングリーバーガー》
(《アングリーバーガー》)
- モチーフになっているのは「コース料理(フルコース)」だろう。
主に西洋料理の晩餐会などで行われるもので、決められた料理が、決められた順番で提供されるのが特徴。
基本的には「オードブル(前菜)」→「スープ」→「魚料理」→「アントレ(温かい肉料理)」→「ソルベ(口直しのシャーベットのこと)」→「ロティ(鳥肉の塊をオーブンで焼いたもの)」→「サラダ」→「デザート」の順に提供される。
前菜からメインへと続く食事様式の歴史は古く、古代ローマから行われていたが現代スタイルが大きく広まったのは近代の19世紀。
1830年にパリへ赴いたロシアの外交官であるクラキン公爵が温かい料理を徐々に出して行くロシア式の給仕方法を、フランス外交官であるタレーランに披露、
彼の元でシェフをしていたカレーム達の努力によりフランス界、そして欧州全土に広まった。なおカレームは当モンスター等が来ている衣服(シェフ帽等)を考案した人物でもある。
このような経緯もありロシアよりもフランス料理として有名で、このカテゴリ及びレシピのカード名にもフランス語が多く用いられている。
- このテーマの場合、低レベルの「ヌーベルズ」モンスターが、連鎖的に自身より高いレベルの「ヌーベルズ」儀式モンスターを特殊召喚していく流れを、コース料理が順番に提供されていく様子に見立てているのだろう。
この場合、最後に提供されるのは「ハンバーガー」なのだが。- 相手モンスターをリリースしつつ、モンスターを特殊召喚する共通効果は、ゲーム版《ハングリーバーガー》のフレイバー・テキストである「近づくものを逆に食べてしまう」を意識したものと思われる。
- 相手モンスターをリリースしつつ、モンスターを特殊召喚する共通効果は、ゲーム版《ハングリーバーガー》のフレイバー・テキストである「近づくものを逆に食べてしまう」を意識したものと思われる。
- オードブルに相当するモンスターが存在せず、温かいスープから順に提供していることから、特に冬の料理がモチーフになっていると考えられる。
なお、現状ではソルベやサラダに該当するものもなく、最後に出されるものがハンバーガーという点も含め、現実のフルコースとの違いは大きい。
- 各モンスターの固有名は、実在の料理の名前と「ソロモン72柱の悪魔」を掛け合わせたものとなっている。
- 魚料理をモチーフとするモンスターは獣戦士族かつレベルが奇数、肉料理をモチーフとするモンスターは戦士族かつレベルが偶数となっている。
なお、肉料理である《ハングリーバーガー》及び《アングリーバーガー》もこの法則に当てはまる。
- ちなみに、《Recette de Viande~肉料理のレシピ~》で魚料理のヌーベルズを儀式召喚することや、逆に《Recette de Poisson~魚料理のレシピ~》で肉料理のヌーベルズを儀式召喚することも問題なく可能。
- 各モンスターの衣装には、自身のレベルの数と同じだけ星のワッペンがついている。
これは、フランスのミシュラン社が発行しているガイドブック「ミシュランガイド」を意識したものだろう。
「ミシュランガイド」の中でも、レストランや料理店を評価するレストランガイドは特に有名であり、評価は「星1」から「星3」の3段階で行うのが特徴。
特に日本ではこの「ミシュランガイド」の評価の注目度が高いこともあって、様々なメディアで料理や料理人を評価する際も「星」を用いることが多い。
- このカード群の内容が最初に紹介された2月9日は、語呂合わせで「肉の日」として知られている。
- 「ヌーベルズ(Nouvellez)」は料理のスタイルの一種である「ヌーベルキュイジーヌ(nouvelle cuisine)」から取られたものだろう。
1970年代に流行し、それ以前の伝統的なスタイルに対して軽く繊細で印象的な盛りつけ方を行う、独創的な食材と料理の組み合わせを目指したスタイルである。
フランス料理のフルコースの最後にハンバーガーを提供するのは確かに独創的と言える。
また、儀式召喚を前提としていない儀式モンスターのカテゴリという点でも独創的だろう。
- 属する儀式モンスターの闇属性・守備力1850という共通ステータスは《ハングリーバーガー》を強く意識したものだろう。
また悪魔がモチーフであるにもかかわらず一定の法則で戦士族・獣戦士族に分類されており、この法則も《ハングリーバーガー》を基準としているものと思われる。
(ただし攻撃力に関しては、あちらはレベル6で2000であり、こちらの法則とは異なる)
レシピと密接に関わるのも、あちらの専用儀式魔法が《ハンバーガーのレシピ》であるからだろう。
- 『料理で相手をもてなす儀式召喚テーマ』という最初の情報が公開された際に、《ハングリーバーガー》を連想したユーザーも少なくはなかった。
実際のところ、シナジーどころか名指しで《ハングリーバーガー》をサポートするという強い関連性が与えられている。
さらに、後に登場したリメイクである《アングリーバーガー》は、直接ヌーベルズをサポートする効果を持っている。
- AGE OF OVERLORDではさらに聖菓使ペンデュラムモンスターを指定する関連カードも追加された。
情報公開時点で該当する聖菓使ペンデュラムモンスターは《聖菓使クーベル》1体のみであり、実質あちらを名指ししている。
また、《ポワソニエル・ド・ヌーベルズ》のステータスも《聖菓使クーベル》を意識したものとなっている。
- デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズの公式サイトでは、『心奪われる上質で悪魔的な情熱のレシピ――。』というフレーズと共にこのカテゴリを紹介している。
このカテゴリには実際に悪魔族である《シェフ・ド・ヌーベルズ》とヌーベルズトークンが存在する。
- ザ・ヴァリュアブル・ブックEX4によると悪魔的な美味しさを追求した結果、本当に料理に悪魔が宿ってしまったという。
味は評判だが、マナーの悪い客は逆に悪魔に食べられてしまう。
- 原作・アニメにおいて―
漫画OCGストラクチャーズの「ダーク黒田vs白米射里」戦においてダーク黒田が使用。
白米は軍貫を使用している事から料理デッキ対決となっており、途中からライフポイントが「サイフポイント」に変わってしまった。
- 原作・アニメ・ゲーム作品以外において―
ラッシュデュエルでは《ハングリーバーガー》が関連するシリーズRUSH:ハングリーが登場している。
あちらはハンバーガーショップをモチーフとしており、初代シェフが(おそらくは独立後に)経営しているものと思われる。
関連リンク †
―「ヌーベルズ」と名のついたモンスター
※は「ヌーベルズ」に関する効果を持つモンスター
―「ヌーベルズ」と名のついた魔法・罠カード
- 《Concours de Cuisine~菓冷なる料理対決~》
- 《Voici la Carte~メニューはこちら~》
- 《Recette de Viande~肉料理のレシピ~》
- 《Recette de Poisson~魚料理のレシピ~》
―その他のリンク