原石 -遊戯王カードWiki

原石(げんせき)/Primite †

　RAGE OF THE ABYSSでカテゴリ化された「原石」と名のついたカード群。
　通常モンスターに関連する効果を備えているのが特徴。

• 「原石」とは「加工する前の宝石」を指す言葉。
  そこから転じて、素質があり今後活躍する可能性を秘めた人物を評する言葉としても用いられている。

• 現状唯一のモンスターである《原石竜インペリアル・ドラゴン》はドラゴン族である。
  「鉱石をモチーフとする」「通常モンスターを軸とする」という点も踏まえると、《ダイヤモンド・ドラゴン》を始めとする「宝石ドラゴン」のサポートを想定してデザインされた可能性がある。
  

• それぞれのカードの効果を踏まえるとモンスター効果を持たない通常モンスターを原石に見立て、魔法・罠カードでの加工を経てモンスター効果という輝きを得た《原石竜インペリアル・ドラゴン》が完成した、という宝石の加工の工程をイメージしたものとも解釈できる。
  

• 造語でない一般的な言葉がそのままカテゴリ名になっているが、カテゴリ化されるまで原作・アニメの未OCG化カードを含め「原石」カードは１枚も存在しなかった。
  宝石モチーフのカテゴリもこれ以前に宝玉獣・ジェムナイトと２つ登場しており、岩石族にも関連性が見出せそうなフレーズでありながら意外に出て来なかった形である。
  

• 登場時期の近い《玲瓏竜クンツァイド》も「鉱石をモチーフとした」「通常モンスターに関係する」「ドラゴン族」と、明らかにこのカテゴリを意識してデザインされている。
  

• 通常モンスターに関する効果を「通常モンスターとして扱う効果モンスター」で発動する場合、できるもの・できないものが混在しており、間違えないように注意が必要。
  

• 《原石の皇脈》の(3)、《原石の号咆》の(1)、《原石の鳴獰》の(1)など、一部カードの持つ以下のテキストで宣言が可能なのは元々のカードの種類が通常モンスターのカードのみである。

  通常モンスターのカード名を１つ宣言して発動できる。

• デュアルモンスター、通常モンスターとしても扱う効果を持つ《白き霊龍》のようなモンスター、通常モンスターでない効果モンスター以外のモンスターはいずれも宣言できない。

• デッキ以外のいずれかの場所にある通常モンスターを対象や発動条件とするカードの場合、通常モンスター扱いとなる効果が適用されていれば発動は可能。
  

• 《原石の穿光》の(1)の効果と《白き霊龍》の場合、「手札の通常モンスターの公開」で発動することは可能だが、「自分フィールドに通常モンスターが存在する場合の公開不要」は適用できない。
  

• いずれの場合も、通常モンスターの同名カードとして扱うだけの効果モンスター（《赤しゃりの軍貫》など）では共通して発動・適用できない。
  

関連リンク †

―「原石」と名のついたモンスター
　※は「原石」に関する効果を持つモンスター

• 効果モンスター
  • ※《原石竜インペリアル・ドラゴン》

―「原石」と名のついた魔法・罠カード
　※は「原石」に関する効果を持つ魔法・罠カード

• 速攻魔法
  • ※《原石の穿光》
  • ※《原石の鳴獰》
• 永続魔法
  • ※《原石の皇脈》

• 通常罠
  • ※《原石の号咆》

―その他のリンク

• 《玲瓏竜クンツァイド》

• カテゴリ

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