裏側表示/Face-down †
フィールドに裏側表示で存在するカード(セットされているカード)は、そのカードの内容について公開情報ではありませんので相手プレイヤーは確認する事ができません。
モンスターゾーンに存在している場合にはモンスターとして判別されますが、それ以外の詳細な情報(モンスターカードの種類・カード名・種族・属性・レベル・攻撃力など)は判別できない状態です。
魔法&罠ゾーンにセットされている場合には、魔法カードか罠カードのどちらかではありますがやはり詳細な情報は確認できません。
これらの場合には、特定のカード名を必要とする効果は適用されず、セットされたモンスターの場合には装備カードを装備する事や、種族や属性、攻撃力などのカードの詳細な情報を必要とする効果を適用する事はできません。
例えば、エクシーズモンスターは裏側表示で存在する場合、モンスターカードの種類も判別できない状態として扱われますので、「エクシーズモンスター1体を選択して破壊する」というようなカードの効果で裏側表示のモンスターを選択する事はできない、という事になります。
(公式ルールブック マスタールール(2020年4月1日改訂版)対応 バージョン 1.0 より引用)
この件については過去に裁定が揺れていた時期があり、《戦線復活の代償》(「墓地へ送る」)で裏側表示モンスターをコストにできたり、剣闘獣の融合素材に裏側表示のモンスターが使用できない時期もあった。
第10期現在では、「リリースもしくは融合素材の場合は、裏側表示でも使用できる」の裁定で統一されている。
関連カード †
―裏側守備表示に関するカードは裏側守備表示を参照
―裏側表示のカードを除去する効果を持つカードは伏せ除去を参照
―裏側表示で除外するコスト・効果を持つカードは裏側表示で除外を参照
―裏側表示の状態で効果を発動できるカード
―裏側表示になった時に効果を発動できるカード
関連リンク †