《サボウ・ファイター/Cactus Fighter》

効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1900/守 400
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
相手フィールド上に「ニードルトークン」
(植物族・地・星1・攻/守500)1体を守備表示で特殊召喚する。

 EXTRA PACK Volume 2で登場した地属性植物族下級モンスター
 相手モンスター戦闘破壊した時、相手フィールド上にニードルトークンを生み出す誘発効果を持つ。

 下級植物族の中では、《ボタニカル・ライオ》《エンジェル・トランペッター》などと並ぶ最高の攻撃力を持つ。
 対して守備力はかなり低いが、そのため《ボタニティ・ガール》《バイオレット・ウィッチ》サーチに対応している。
 しかし、同条件のカードには《森羅の葉心棒 ブレイド》《にん人》の他、単体での攻撃力はやや劣るが《ギガント・セファロタス》なども存在するため、このカードを採用するならば効果で差別化を図ることになる。

 相手の場にトークンを生成する効果は基本的にデメリットである。
 強制効果であり守備表示特殊召喚されるため、貫通効果などがなければ後続のモンスター戦闘ダメージを与えることができなくなってしまう。
 トークンにはリリースシンクロ素材に関する制限もないため相手に利用されやすい。

 使用するなら、やはりフィールド上の植物族モンスターを水増しできることを活かすべきだろう。
 《世界樹》《フレグランス・ストーム》《ローズ・テンタクルス》などを使用するデッキではシナジーを形成する。
 特に《ブラック・ガーデン》がある場合、攻撃力が半減してもローズ・トークン戦闘破壊できるステータスを持っているため、このカード召喚した際に特殊召喚されたローズ・トークン戦闘破壊し、さらにニードルトークン特殊召喚トリガーに生成されたローズ・トークンでそれをすぐに戦闘破壊することで、《世界樹》フラワーカウンターを次々に貯めることができる。

  • 英語名の「cactus(カクタス)」とは、アメリカの乾燥した地域に生息するサボテン科の多肉植物の総称。
    表面の葉に変形した棘や毛があり、このカードの効果で発生するトークンの名前も、サボテンの特徴から付けられたものであろう。
    花言葉は「暖かみ」で、砂漠などの象徴である。
    • 一方で、日本語名の「サボウ」が何を意味するのかは不明。
      単に「サボテン」をもじったものか、それとも砂漠に生えるサボテンの戦士という事で「砂防」から取られたのだろうか。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:《人喰い虫》などを戦闘破壊した時、リバース効果で《サボウ・ファイター》が破壊されました。
  この時、ニードルトークン特殊召喚されますか?
A:特殊召喚されます。(11/01/10)


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