《タツノオトシオヤ/Mare Mare》 †
チューナー・効果モンスター
星7/水属性/幻竜族/攻2100/守1400
このカードは幻竜族モンスターの効果でしか特殊召喚できない。
このカード名の効果は1ターンに3度まで使用できる。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ下げ、自分フィールドに「タツノコトークン」
(幻竜族・水・星1・攻300/守200)1体を特殊召喚する。
EXTRA PACK 2015で登場した水属性・幻竜族の最上級モンスターのチューナー。
幻竜族のモンスター効果でしか特殊召喚できない召喚制限と、レベルを下げてタツノコトークンを生成する起動効果を持つ。
最上級モンスターであるにもかかわらず、幻竜族モンスターの効果でしか特殊召喚できないという厳しい制限がある。
現実的な特殊召喚の手段は《破面竜》・《邪竜星−ガイザー》・《天威の龍仙女》でといったところか。
《天威の龍仙女》の場合、天威モンスター以外のエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの効果に制限がかかるため、注意が必要。
《天威の龍仙女》以外の2体はデッキからのみ特殊召喚する効果であるため、このカードが手札に来てしまうと出せる手段がなくなり、完全に腐ってしまう。
《死皇帝の陵墓》などで通常召喚するか、後述の《ジェット・シンクロン》など手札を捨てられるカードと併用したい。
幸いこのカードはレベル7であるため《クシャトリラ・バース》にも対応する。
言うなれば《レベル・スティーラー》を内蔵したモンスターであり、自身のレベルを1刻みで小分けにしたトークンを生成できる。
自らはチューナーなので、1枚でシンクロ召喚に必要なチューナーと非チューナーを賄う事ができ、レベル5〜7のシンクロ召喚が可能。
また、リンク召喚サポートにも向いており、タツノコトークン2体で《マスター・ボーイ》をリンク召喚してリンク先を2つ確保したり、タツノコトークン3体でリンク3をリンク召喚するといったことができる。
このカードを含めた4体でリンク4のリンク召喚も可能であり、《リンク・スパイダー》などを経由すればヴァレルなどの効果モンスターを指定するリンクモンスターにもつながる。
リンク4で幻竜族縛りの《天威龍−サハスラーラ》もこのカード単体で出せる。
かつてはこのカードとタツノコトークンを用いて《水晶機巧−ハリファイバー》をリンク召喚し、チューナーをリクルートすればさらに展開を狙うことができた。
また、効果を3回使ってレベル4となったこのカードとタツノコトークンでシンクロ召喚可能な《アクセル・シンクロン》はレベルを1〜10まで変動でき、間に挟む事でシンクロ召喚の幅が格段に広がる。
これによりレベル8以上のシンクロ召喚が行えるのはもちろん、《輝竜星−ショウフク》をシンクロ召喚してタツノコトークンを破壊し、更なる展開に繋げる事もできる。
また、《アクセル・シンクロン》の効果で《ジェット・シンクロン》を墓地へ送るのも有効で、タツノコトークンとのシンクロ召喚により《フォーミュラ・シンクロン》を容易に作ることができる。
竜星中心の場合はタツノコトークンを3体展開後、《源竜星−ボウテンコウ》→《瑚之龍》→レベル7シンクロモンスターとつなぐことで竜星1枚のサーチと1体リクルート、1枚のドローが可能。
《邪竜星−ガイザー》からつなぐことも容易であり、重要なアドバンテージ源となる。
- 日本語名は、「タツノオトシゴ」の「ゴ」を「子」に見立ててそれを「親」にしたものだろう。
イラストでは多数のタマゴを抱卵したタツノオトシゴの親が3匹の子タツノオトシゴを伴っている。
- タツノオトシゴはオスの体内の育児嚢と呼ばれる袋の中にメスが産卵し、孵化するまでオスがタマゴを守るという珍しい生態を持つ。
このモンスターも多数のタマゴを抱いている事からオスだろう。
- 英語名は、イタリア語で海を意味するMare(マーレ)と、英語で雌馬を意味するMare(メア)が同じ綴りである事を利用した掛詞と思われる。
イタリア語のMareを英語にするとSea、英語のMareは即ち雌のHorseであり、2つを合わせると「Seahorse(シーホース:タツノオトシゴ)」となる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:このカードのレベルが1の時に発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(15/09/18)
Q:このカードの効果処理時にこのカードのレベルが1になっていました。
このカードの効果は適用されますか?
A:自身のレベルを下げる事ができないため、特殊召喚も行えません。(15/10/23)
Tag: 《タツノオトシオヤ》 モンスター チューナーモンスター 効果モンスター 星7 水属性 幻竜族 攻2100 守1400