《ネメシス・キーストーン/Nemeses Keystone》 †
効果モンスター
星1/地属性/岩石族/攻 700/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「ネメシス・キーストーン」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。
(2):このカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
RISE OF THE DUELISTで登場した地属性・岩石族の下級モンスター。
手札から特殊召喚し、除外されている同名カード以外の自分モンスターをデッキに戻す起動効果、除外されたターンのエンドフェイズに自身をサルベージする誘発効果を持つ。
(1)については《ネメシス・フラッグ》を参照。
(2)は除外状態からの自己サルベージ。
回収タイミングがエンドフェイズと遅いため、サルベージ後に即座に展開する事は難しい。
一方で相手ターンでも発動するため、毎ターン除外すれば使い減りしないコストや素材として機能し得る。
他の下級ネメシスの(2)が自身以外のネメシスを手札に加えるのに対し、このカードは自身を手札に加えるものである。
特定の場所にネメシスが必要な他の下級ネメシスとは異なり単独で機能するため、出張させる場合は単体で採用できるのが利点。
レベル1なので《リンクリボー》のリンク素材・リリースに使うことも可能。
【岩石族】は《ブロックドラゴン》や《メガロック・ドラゴン》など能動的に除外を行うケースも多いので、2つの効果はいずれも相性が良い。
《ブロックドラゴン》ならデッキに戻した岩石族を再びサーチでき、特殊召喚したこのモンスターも《リンクリボー》などのリンク素材に使えばあちらの特殊召喚時に除外してまた手札に戻せる。
《E−HERO ダーク・ガイア》を融合召喚するために《ダーク・コーリング》で除外された岩石族や悪魔族をデッキに回収する事も可能。
- 「キーストーン/keystone」は、建造物において最重要な構造部分とされ、建造の頂上部分に置かれ周囲の建材が崩れないように締める役目を持つものである。
日本語では「要石(かなめいし)」「楔石(くさびいし)」「せりもち石」などと呼称される。
- イラストでは、このモンスターの腕が石造りのアーチに、胴体部分が要石に見立てられている様である。
- また、他の下級ネメシスと同様に保全生態学用語の「キーストーン種」も由来になっていると思われる。
キーストーン種とは、その生態系において少ない生物量ながら生態系全体に大きな影響を与える生物種を意味する。
生態系ピラミッドを建造物と見なし、「少数ながら高い重要性を持つ」という意味からこの名前が付けられた。
ちなみに、その多くが生態系ピラミッドの頂点に位置する大型捕食動物であることから、単に「生態系の頂点に君臨する捕食者」をキーストーンと呼ぶこともある。
関連カード †
―(2)と同じ効果
収録パック等 †
Tag: 《ネメシス・キーストーン》 効果モンスター モンスター 星1 地属性 岩石族 攻700 守0 ネメシス