《進化合獣ダイオーキシン/Poly-Chemicritter Dioxogre》 †
デュアル・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守 200
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードがモンスターゾーンに存在する限り、デュアルモンスターの召喚は無効化されない。
●1ターンに1度、自分の墓地のデュアルモンスター1体を除外し、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
インベイジョン・オブ・ヴェノムで登場した闇属性・悪魔族の最上級デュアルモンスター。
デュアルモンスター共通の分類されない効果を持ち、再度召喚することでデュアルの召喚を無効化されない永続効果、墓地コストで相手フィールドのカードを破壊する起動効果を得る。
再度召喚で得られる効果のうち一つ目の効果はデュアルの召喚を無効にされない効果。
再度召喚時も妨害されないが、自身の召喚を無効にされる可能性があり、《スーペルヴィス》などで召喚を経由せずに再度召喚しておかないと活かしにくい。
また、召喚を無効にするカードのほとんどがモンスター効果や魔法・罠カードを無効にする効果があるため腐らせづらい。
この効果はあてにせず、二つ目の効果をメインにしていきたい。
二つ目の効果は墓地のデュアルをコストに除去を行う効果。
相手のカードならばカードの種類を問わずに破壊できる。
攻撃力も高いため、耐性のあるモンスターは戦闘破壊で突破しやすい。
ただし蘇生との相性は悪く、1ターンに1度と言えど、乱発は控えたい。
《完全燃焼》とは相性が良く、最上級モンスターであるこのカードをリクルートしながら(2)の効果でモンスターを帰還させることができる。
《デュアル・アブレーション》なら再度召喚した状態でリクルートでき、召喚権が残るため無効にされない効果を活かせる。
デュアルを手札コストにしていれば除去効果のコストも確保できる。
- カード名の由来はダイオキシン類と思われる。
塩素を含む物質の不完全燃焼により発生し、人に対し発ガン性があると長い間言われてきた物質である。
なお、ダイオキシンという名の化学物質は存在せず、ベンゼン環を酸素原子1つ挟んで骨組みしたジベンゾフランと、酸素原子2つでつないだジベンゾダイオキシンという基本構造に塩素が付いた化合物を総称して「ダイオキシン類」と呼ぶ。
- しかし、イラストにはダイオキシン類の要素はない。
イラストの胸部には「CO2」のマークがあり、これは炭素1つと酸素2つからなる「二酸化炭素」のことを示している。
「ダイ」「オーキシン」とは、2を意味するギリシャ語の接頭詞「di」と酸素(オキシン)を合わせ、二酸化物を意味する様である。
また、鬼の様な風貌や悪魔族という点から、「大王」「鬼神」とも掛けていると思われる。
関連カード †
―イラスト関連
―《進化合獣ダイオーキシン》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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