《忍法 影縫いの術/Ninjitsu Art of Shadow Sealing》 †
永続罠
自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上のモンスター1体を選択してゲームから除外する。
そのモンスターがゲームから除外されている限り、
そのモンスターカードゾーンは使用できない。
このカードがフィールド上から離れた時、
この効果で除外したモンスターを同じ表示形式で元のモンスターカードゾーンに戻す。
EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−で登場した永続罠。
自分フィールドの忍者をコストに、相手フィールドのモンスターを除外する効果、自身がフィールドを離れた場合に自身の効果で除外したモンスターをフィールドに戻す効果を持つ。
罠カードになり忍者が必要となった《異次元隔離マシーン》。
あちらと比べコストで忍者をリリースする必要があり、このカードが破壊されても自分のモンスターはフィールドに戻らない。
一応墓地リソースとして使うことはできるが、単純なカード・アドバンテージでは損をしやすい。
また、相手の妨害としても同じ忍法にはアドバンテージを得ることができる《忍法 超変化の術》が既に存在している。
このカードの最大の利点は、エクストラモンスターゾーンのモンスターを除外した場合、除外されたモンスターはエクストラモンスターゾーンには戻れないため墓地へ送るという点。
エクストラモンスターゾーンのモンスターを完全除去したうえ、もう一方のエクストラモンスターゾーンを自分が使っていればこのカードがある間相手はエクストラモンスターゾーンを使えなくなる。
《忍法 超変化の術》で除去できないエクシーズモンスターやリンクモンスターを除去できるのも利点と言える。
類似効果の《異次元隔離マシーン》はテキストの差異からメインモンスターゾーンに戻る裁定であり、完全な除去となるのはこのカード独自の特長である。
もっとも、マスタールール(11期)下では融合・シンクロ・エクシーズモンスターは直接メインモンスターゾーンに特殊召喚することができるため、リンクモンスター以外に対しては安定した完全除去は期待できない。
特にエクストラデッキを重要視しない相手にはなおさら有効になりにくいため、メタを読んで使いたい。
- 「影縫いの術」とは、相手に影に関する暗示をかけその影に手裏剣を投げつけることで、暗示によって相手の動きを封じるとされる術のこと。
イラストでは《青竜の忍者》がクナイを投げつけ、《白竜の忍者》の動きを封じている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:除外したモンスターをフィールド上に戻す効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(13/05/19)
Q:この効果で罠モンスターである《アポピスの化神》を除外した場合、《アポピスの化神》はフィールドに戻りますか?
A:モンスターゾーンに置く事はできず、墓地へ送られる事になります。(17/03/24)
Q:エクストラモンスターゾーンのモンスターを対象として、このカードを発動できますか?
A:発動できます。
なお、このカードがフィールドから離れた場合、そのエクストラモンスターゾーンは使用可能になりますが、除外されたモンスターは、エクストラモンスターゾーンに戻す事はできませんので、墓地へ送られます。(17/03/25)
Q:上記の際、《マクロコスモス》が適用されていても墓地へ送られますか?
A:はい、《マクロコスモス》が適用されていても墓地へ送られます。(21/01/08)
Q:相手フィールドに《蟲の忍者−蜜》が、自分フィールドに《戎の忍者−冥禪》が存在します。
《戎の忍者−冥禪》で攻撃宣言し直接攻撃したバトルフェイズ中に、相手が《蟲の忍者−蜜》をリリースして《忍法 影縫いの術》を発動し、《戎の忍者−冥禪》を除外しました。
その後、自分の《サイクロン》で相手の《忍法 影縫いの術》を破壊した場合、《戎の忍者−冥禪》はフィールドに戻りますが、再度攻撃宣言できますか?
A:ご質問の場合、フィールドに戻された《戎の忍者−冥禪》で攻撃できます。(23/03/19)
Tag: 《忍法 影縫いの術》 罠 永続罠 忍法