《怨霊の湿地帯/Vengeful Bog Spirit》 †
永続魔法
召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターは、
そのターンに攻撃する事ができない。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した永続魔法。
召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターの攻撃を1ターン封じる効果を持つ。
ビートダウン相手には、嫌らしいロックとなる。
《レベル制限B地区》等と比べ永続的には拘束できないが、エクシーズモンスターやリンクモンスターのような抜け道がなく一時的な拘束ではこちらが秀でている。
ただし発動ターン内であれば発動前に出したモンスターにも影響する。
また、《カオス・インフィニティ》等でリバースしたモンスターへの影響はない。
元々攻撃をしない【ドローゴー】等のデッキでは、戦闘を遅らせるために重宝する。
《ホルスの黒炎竜 LV6》のように魔法カードの効果を受けないモンスターを使うと、こちらだけ召喚したターンに攻撃が可能となる。
トゥーンは一部のモンスターを除いて元々このカードの効果を内蔵しているので、【トゥーン】に採用するのもおもしろい。
各種カウンターを乗せるまでの時間稼ぎにも使える。
《ヴェノム・スワンプ》と同時に展開する事で、召喚された相手モンスターの攻撃を封じ、安全にヴェノムカウンターを注入できる。
【エーリアン】では、《エーリアン・サイコ》や《「A」細胞増殖装置》と併用する事で相手モンスターの攻撃を封じ、《集団催眠》も発動しやすくなる。
サイクル・リバースモンスターの反転召喚も補助でき、《魔封じの芳香》を併用すればより強力なロックとなる。
ただし、サイクル・リバースモンスター自身も攻撃できなくなる。
ただ永続魔法なので除去され易く、《つまずき》と違い召喚した後でそのターンに除去された場合でも攻撃を許してしまうのが難点。
スピリットは戦闘ができずに手札に戻る事になるが、《夜叉》のように中には通用しないモンスターもいる。
ロックパーツとしては《つまずき》とほとんど遜色ない性能であるが、自分の中に守備表示に変えたくないモンスターがいる、リンクモンスター対策もしたいなどの理由がなければ、そちらを使いたい。
- 湿地帯とは地下水位が高いなどの要因で地表が冠水することの多い土地。
湿地の一種だが、その特徴により他と区別される地域のことを言う。
関連カード †
―湿地帯の一種
収録パック等 †
FAQ †
Q:モンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚し、その後同じターンにこのカードを発動した場合、そのモンスターも攻撃できなくなりますか?
A:はい、その場合でも攻撃できなくなります。(10/10/13)
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