《風林火山/Fuh-Rin-Ka-Zan》 †
通常罠
(1):風・水・炎・地属性モンスターがフィールドに全て存在する場合に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
●相手の手札をランダムに2枚選んで捨てる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
RISE OF DESTINYで登場した通常罠。
4種類の属性をフィールドに揃える事で、4つの効果から1つを選択して適用する効果を持つ。
漫然と4属性のモンスターを揃えるのは容易ではないため、一気に発動条件を満たすカードと併用したい。
複数の属性を持つモンスターはその分カウントされるので、《千六百七十七万工房》で適当なモンスターに6属性を付与したり、《精霊術師 ドリアード》等を出せば一発で満たすことができる。
《ダーク・ドリアード》でレベル3以下の4属性の通常モンスターをデッキトップに揃え、《魔の試着部屋》で展開するのも手だが、その場合《大革命》も使える。
また、範囲の広いリクルート等でモンスター4体を並べて満たすことも現実的に可能。
例えば、《超古深海王シーラカンス》 から《魂喰らい》、《フライング・フィッシュ》、同じレベルのモンスター2体を呼び、炎属性のエクシーズモンスターをエクシーズ召喚する。
《トレジャー・パンダー》から炎属性、水属性、風属性のレベル1通常モンスターを1体ずつリクルートするのも手である。
《ハウスダストン》で《レッド・ダストン》、《グリーン・ダストン》、《イエロー・ダストン》、《ブルー・ダストン》を自分と相手フィールドに並べても良い。
《ジャンク・スピーダー》なら該当4属性のチューナーをリクルートできる。
発動条件が困難な分、効果は禁止・制限カードに匹敵するものが揃っている。
上から順に《サンダー・ボルト》・《ハーピィの羽根帚》・《いたずら好きな双子悪魔》・《強欲な壺》の効果と言える。
《エレメンタルバースト》と異なり一度条件を揃えれば連発できるので、できれば一度に複数枚の発動を狙いたい。
3枚で足りなければ《闇よりの罠》などを検討しても良いだろう。
- 「風林火山(風林火山陰雷、もしくは風林火陰山雷)」とは、古代中国の兵法書である「孫子」の教えである。
曰く、「其の疾きこと風の如く、其の徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く、知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如く…」
イラストのモチーフは、日本鎧があることから武田信玄の旗印だろう。
- ちなみに、「風林火山」の旗を使ったのは武田信玄が最初ではない。
信玄よりも約200年前の人物、南北朝時代の北畠顕家が最初である。
彼は軍記物の中で名将として親しまれており、信玄も彼の旗を参考に自分の旗を使ったのだという。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXで、三沢の調整用デッキに入っていたのが確認できる。
だが、後に万丈目によって海に捨てられてしまった。
- アニメARC-Vではこのカード自体は登場していないものの、権現坂昇がモンスター召喚時の口上として「風林火山」の一節からとられたと思われる台詞を何度か述べている。
関連カード †
※属性変更効果を除く
収録パック等 †
FAQ †
Q:宝玉獣が魔法&罠ゾーンにある時、発動条件を満たしますか?
A:魔法&罠ゾーンの宝玉獣は永続魔法扱いなので、使えません。
Q:相手の手札が1枚のみの場合に捨てさせる効果を選ぶ事ができますか?
A:いいえ、できません。(13/02/14)
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