《CNo.107 超銀河眼の時空龍/Number C107: Neo Galaxy-Eyes Tachyon Dragon》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3000
レベル9モンスター×3
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン相手はフィールドで発動する効果を発動できず、
このカード以外のフィールドの全ての表側表示カードの効果はターン終了時まで無効化される。
(2):このカードが「No.107 銀河眼の時空竜」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●自分フィールドの他のモンスター2体をリリースして発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
PRIMAL ORIGINで登場した光属性・ドラゴン族のエクシーズモンスター。
自身以外の表側表示のカードの効果を無効にして相手フィールドのカードの効果の発動を封じる起動効果、《No.107 銀河眼の時空竜》をエクシーズ素材にしている場合に2体のリリースを行う事でモンスターに3回まで攻撃できる起動効果を持つ。
(1)は他のカードの効果の無効化と相手フィールドのカードの効果の発動の封殺。
永続効果や永続カードによる妨害などを打ち消したり、それらのカードで自己強化しているモンスターに効果的。
また、相手は発動後に新たに効果の発動が行えないため、伏せカードや誘発即時効果などを新たに使用する事もできない。
しかし、召喚反応型の罠カードやフリーチェーンカードはこのカードがフィールドに出た時点で使われる事が多く、この効果を発動する機会が与えられにくい。
また、この効果に対してカウンター罠や誘発即時効果を使われて無効化されてしまえば意味がないため、実戦での妨害性能は低い。
実質、攻撃反応罠カードや永続効果などを一部封じる程度の効果と割り切る必要はあるだろう。
苦手とする召喚反応型やフリーチェーン効果に対しては《タキオン・ギャラクシースパイラル》等で耐性を付与して乗り切りたい。
(2)はモンスターに対する3回攻撃。
この攻撃力の高さでの3回攻撃は強烈だが、特定のエクシーズ素材が求められる上に自分モンスター2体のリリースコストが必要なので非常に重い。
トークンや攻撃要員に向かない小型モンスターなど、展開が容易なモンスターでリリースコストを賄いたい。
同じギャラクシーアイズエクシーズモンスターには、ノーコストでモンスターに3回攻撃可能な《CNo.62 超銀河眼の光子龍皇》が存在する。
あちらは連続攻撃に特定のエクシーズ素材を要求せず、自己強化が適用されていればこちら以上の攻撃力となり、実質レベル8×2体で出せる。
連続攻撃が欲しいだけならばあちらを優先すべきであろう。
ギャラクシーアイズエクシーズモンスターは上記の《CNo.62 超銀河眼の光子龍皇》以外にも優秀な性能を持つカードも多く、単体比較ではこちらの分が悪い。
故にこのカードを採用するのならば、オーバーハンドレッドナンバーズのサポートカードに対応する点を活かしたい。
特に《RUM−七皇の剣》ならば消費1枚で《No.107 銀河眼の時空竜》をエクシーズ素材に持つこのカードを展開でき、欠点である重さを多少改善できる。
それ以外でも、《N・As・H Knight》から《CX−N・As・Ch Knight》を経由して出す方法もあり、《カッター・シャーク》で《ランタン・シャーク》をリクルートすれば1枚の手札消費で済む。
ただし、エクストラデッキは相当に圧迫するのでデッキ全体の対応力は幾分か犠牲にする。
適当なランク8に《RUM−アージェント・カオス・フォース》を使い、他のランク9とも使い分けられるようにするのも手。
《銀河衛竜》が相手エンドフェイズに存在すれば、あちらの(2)で《RUM−七皇の剣》をデッキトップに仕込む事ができ、更にあちらの(1)で10700もの攻撃力となる。
《銀河衛竜》はそのまま維持するのは難しいが、蘇生や帰還を用いても良いので狙う事は然程難しくはない。
ランク8のギャラクシーアイズから自力で繋げられる《銀河眼の光波刃竜》に《エクシーズ・シフト》を使用しても出すことは可能。
こちらはエクストラデッキを圧迫する代わりに《エクシーズ・シフト》を《ジェネレーション・フォース》でサーチできるため出しやすさで勝る。
効果使用後に《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を重ねてやれば除去も行える。
ギャラクシーアイズおよびギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴンに属する事もメリットなので、【ギャラクシー】ではこれらのサポートカードを活かすことを前提としたい。
【ギャラクシー】に《RUM−七皇の剣》を刺しておけば、《タキオン・トランスミグレイション》のプレッシャーを掛けられる。
更に《フォトン・サンクチュアリ》と合わせる事で後半の効果も活かすことができる。
他には、《森羅の施し》の効果でデッキトップに《RUM−七皇の剣》を置きやすい【森羅】でも採用が期待できる。
《森羅の仙樹 レギア》と《コピー・プラント》の2枚でランク8が出せるので、《No.107 銀河眼の時空竜》が《RUM−七皇の剣》以外でも使用できるのはエクストラデッキの圧迫の面でも助かると言えよう。
RUM型の【金華猫】でも、《RUM−七皇の剣》を採用しやすいため有力な特殊召喚候補となる。
このカードが墓地へ送られても《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》で蘇生させてやれば、《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を重ねてその効果を使用できる。
《No.97 龍影神ドラッグラビオン》の効果を使えば、《No.107 銀河眼の時空竜》をエクシーズ素材に持った状態でエクストラデッキから直接出せる。
ただしあちらの制約上、このカードを《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》などにする事はできない。
モンスターをもう1体用意できれば《No.97 龍影神ドラッグラビオン》共々リリースして3回攻撃も可能であり、相手の攻撃表示モンスター3体の総攻撃力が5500以下なら1ターンキルとなる。
特に《銀河衛竜》ならば攻撃力10700となるので、攻撃表示モンスターが複数いるだけでほぼ確実に1ターンキルが成立する。
手順については《螺旋竜バルジ》や《銀河衛竜》のページを参照。
- 2019年8月1日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第8期投票では第5位にランクインした。
- イラストでは、右胸に自身のナンバーである「107」が描かれている。
- アニメでは、このナンバーの部分がちょうどニュートラル体から展開する際に分かれる位置に描かれているため、モンスターの状態では一部が切れていることがわかる。
- エクシーズ召喚時の口上は「逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前より蘇れ。永遠を超える竜の星! 顕現せよ、《CNo.107 超銀河眼の時空龍》!」。
「顕現せよ」は初登場時の台詞にはなく、「混沌より生まれしバリアンの力、ナンバーズに宿りて新たな混沌を生み出さん!」という前半部があった。
また、「カイトvsミザエル」(3戦目)では、「顕現せよ、CNo.107! 我が魂に宿りし粒子! 今、光を超えた力となりて時を逆巻け! 超銀河眼の時空龍!」となっている。
- 無効化効果である「タイム・タイラント」が発動した際には、映像が暗い虹色に反転しBGMも逆再生されるという、時間が巻き戻る事を表す演出がなされた。
- このカードが登場したのは2012年12月16日(正式な姿は2013年3月31日)の放送分だが、効果が判明したのは2013年11月3日の放送分と、実に1年近くも効果が公表されなかった。
- 東宝映画に登場する怪獣キングギドラとは、黄金色の体に長い3本の首・大きな1対の翼・複数本の尻尾というデザインで類似する点がみられる。
制作スタッフの蛯名氏のTwitterでも「キングギドラを描いていると思えば」と発言されており、製作側でも多少意識している様である。
また、その巨体に加えて複雑すぎるディテールのため、イラスト担当の丸山修二氏は「人が手描きで動かす限界を超えている」とまでTwitterで発言している。
舘崎大氏も「描くのが非常に大変で、尻尾と首から上しか動かせませんでした。それでも3本あるという…」と苦労を語っている。
作中内で、CG以外の手書きシーンでは殆どが止め絵か、簡単な動きしかしていないのもやむを得なかったと言える。
- 「カイトvsミザエル」(2戦目)でミザエルが使用した通常罠《ニュートリノ・ダウジング》、「遊馬vsナッシュ」戦でナッシュが使用した通常罠《オーバーハンドレッド・カオス・ユニバース》のイラストに描かれている。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスではミザエルのレベルアップ報酬に設定されており、《RUM−バリアンズ・フォース》による特殊召喚時に口上の台詞があるが、これは3回の「カイトVSミザエル」戦におけるパターン違いが全て収録されている。
関連カード †
―《CNo.107 超銀河眼の時空龍》の姿が見られるカード
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:フィールドにこのカード以外の表側表示のカードが存在しない場合、最初の効果を発動できますか?
A:発動でき、この場合は相手が発動できない効果のみ適用されます。(14/02/24)
Q:フィールドにこのカード以外に何もカードが存在しない場合、最初の効果を発動できますか?
A:発動でき、この場合は相手が発動できない効果のみ適用されます。(14/02/26)
Q:相手フィールドのカードの効果の発動を封じる効果が適用された後にフィールドに出されたカードも効果を発動する事ができなくなりますか?
A:はい、できなくなります。(14/02/26)
Q:相手フィールドのカードの効果の発動を封じる効果が適用されているターンに、相手の《毒蛇神ヴェノミナーガ》のハイパーヴェノムカウンターを置く効果は発動しますか?
A:はい、発動します。(14/03/15)
Q:「フィールドで発動する効果を発動できず」とありますが、相手は手札から《ブラック・ソニック》を発動する事はできますか?
A:できます。(14/07/11)
(2)の効果について †
Q:相手フィールドにモンスターが2体存在し、このカードの攻撃回数を増やす効果を発動した後、このカードの攻撃前に相手フィールドにモンスターが存在しなくなりました。
このターン、このカードは相手に直接攻撃できますか?
A:はい、1度も相手モンスターに攻撃していないのであれば、その場合直接攻撃できます。(14/02/26)
Q:相手フィールドにモンスターが存在しない場合でも2体のリリースを行う事で連続攻撃を得る起動効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(14/03/05)
Q:連続攻撃を得る起動効果が既に適用されている時に《スキルドレイン》を発動された場合でもこのカードは相手モンスターに3回まで攻撃できますか?
A:はい、できます。(14/03/06)
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