《Kozmo−ダーク・ローズ/Kozmoll Wickedwitch》 †
効果モンスター
星4/闇属性/サイキック族/攻1900/守 300
「Kozmo−ダーク・ローズ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
手札からレベル5以上の「Kozmo」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):1ターンに1度、1000LPを払って発動できる。
このターン、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
EXTRA PACK 2016で登場した闇属性・サイキック族の下級モンスター。
サイキック族Kozmo共通の誘発即時効果、ライフコストで自身が破壊されないようになる誘発即時効果を持つ。
(1)の効果については類似した効果を持つ《Kozmo−ドロッセル》を参照。
(2)の効果は戦闘と効果両方に対応しており、壁としても活用ができる。
類似の耐性を持つ下級モンスターには《インフェルニティ・ガーディアン》等が存在するが、このカードはライフさえあればいいので扱いやすい。
但し1000というライフコストは案外馬鹿にならないため、頃合いを見計らって(1)の効果やエクシーズ召喚に繋げたい。
どちらの効果も相手ターンでも使えるのが特徴であり、破壊以外の対象をとる効果は(1)の効果で、対象を取らないものであっても破壊は(2)の効果で凌げ、戦線を維持できる。
単体でも攻撃力1900の数値があり、とりあえず立たせておくだけで相手にプレッシャーをかけることができるだろう。
- 英語名の「Wicked(ウィキッド、ウィケッド)」とは、英語で「邪悪な」「悪い」の意味。
《Kozmo Goodwitch》と対になっている名前である。
- なお、『オズの魔法使い』を原作としたミュージカル『ウィケッド』にはエルファバの妹としてネッサローズという名前の人物が登場している。
日本語名の「ローズ」はこれが由来だろう。
- TCGの公式ブログでは、二人の人物への取材という形式でこのカードが紹介されている。
それによると、魔女には善い魔女と悪い魔女がおり、どちらかは分からないが魔女の一人が星系内の惑星を回って人々を恐怖に陥れているらしく、カドリングの国では銀の靴が代名詞になっているようだ。
- カドリングとは『オズの魔法使い』で善い魔女グリンダが治める国である。
- カテゴリ的に問題はないが、英語名は「Kozmo」ではなく「Kozmoll」である。
手に持つ武器のデザインや衣装は映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場するシスの暗黒卿「ダース・モール」に似ており、それにちなんだ「moll」であろう。
上記のシスは悪の道に堕ちた存在としてジェダイの対に位置づけられており、このカードもジェダイがモチーフであろう《Kozmo Goodwitch》と対の属性、カード名を持つ。
ちなみに『オズの魔法使い』の登場人物には「善い魔女」と「悪い魔女」がおり、それぞれをジェダイとシスに重ねているのだろう。
関連カード †
―《Kozmo−ダーク・ローズ》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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