《アビスケイル−ケートス/Abyss-scale of Cetus》 †
装備魔法
「水精鱗」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手フィールド上で発動した罠カードの効果を無効にする。
その後、このカードを墓地へ送る。
COSMO BLAZERで登場した装備魔法。
水精鱗にのみ装備でき、単体強化する効果、相手フィールドで発動した罠カードの効果を無効にし自壊する効果を持つ。
アビスと名のつく装備魔法共通の効果を持ち、このカードは罠カードの効果に対応する。
高速化した環境ではデッキによっては罠カードを全く採用しないこともあり、無効効果の恩恵は受けづらい。
その状況を逆手に取って、勝手に装備が外れてしまうことがないサーチ可能な強化カードとして見ることもできるか。
他のアビスケイル同様チェーンブロックを作らないため、スペルスピード3のカウンター罠も無効にすることができる。
水精鱗は《水精鱗−メガロアビス》などによる総攻撃での1ターンキルが得意なので、攻撃反応型罠カードなどを回避できるのは利点。
一方、事前に水精鱗に装備する必要があるので召喚反応型罠カードの対策にはなりづらい。
強制効果であることや永続カードに弱い点も他のアビスケイルと同様なので、よく考えて採用したい。
- 「ケートス(Ketos)」とは、ギリシャ神話に登場するイヌの頭と魚の下半身を持つ魔物である。
エチオピアの女王カシオペアが自らを女神たちより美しいと自称したため、激怒したポセイドンによってエチオピアへと送り込まれた。
やむなくカシオペアは自らの娘である王女アンドロメダを岸壁に縛り付けケートスへの生け贄としたが、偶然そこへ勇者ペルセウスが現れる。
ペルセウスはゴーゴンの首を見せてケートスを石化させ、助けたアンドロメダを妻としたという。
ケートスは現在の「くじら座」のモチーフとなっている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:無効にする効果はチェーンブロックを作りますか?
A:いいえ、作られません。(12/11/17)
Q:相手フィールドに既に表側表示で存在する《血の代償》の効果を発動した場合でも、このカードの無効にする効果は適用されますか?
また、このカードが墓地へ送られた後にその後再び《血の代償》の効果を発動した場合は、その効果は適用されますか?
A:はい、適用され《血の代償》の効果は無効になりますが、それ以降に発動した《血の代償》の効果は適用されます。(13/10/10)
Q:このカードの効果で《デモンズ・チェーン》や《竜魂の城》の効果を無効にしました。
チェーン処理終了後もこれらのカードの効果は無効化されたままとなりますか?
A:このカードは効果を無効にした後墓地へ送られるため、このカードが墓地へ送られた後は再びそれらのカードの効果が適用されます。(13/09/20)
Q:このカードがフィールドに存在する時に裏側表示から表側表示にして《アビスフィアー》を発動した場合、どの効果が無効になりますか?
A:その場合、チェーンブロックにて適用される特殊召喚する効果が無効になり、《アビスフィアー》はフィールドに残り続け、魔法カードの発動を封じる効果、自壊する効果は通常通り適用されます。(13/10/10)
Q:このカードと《王宮のお触れ》がフィールドに存在する場合、相手が発動した罠カードの効果はどちらのカードの効果で無効になりますか?
A:両方の効果が適用され無効化されている扱いになります。(14/08/11)
Q:《真竜拳士ダイナマイトK》の効果で発動した永続罠カードの効果も無効にしますか?
A:このカードの効果では無効にできません。(17/03/15)
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