遊戯王カードWiki - 《ガーディアンの力》

《ガーディアンの力(ちから)/Power of the Guardians》 †

装備魔法
(1)：装備モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動する。
このカードに魔力カウンターを１つ置く。
(2)：装備モンスターの攻撃力・守備力は、このカードの魔力カウンターの数×５００アップする。
(3)：装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドの魔力カウンターを１つ取り除く事ができる。

　EXTREME FORCEで登場した装備魔法。
　装備モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に魔力カウンターを置く効果、魔力カウンターの数に比例した装備モンスターの強化と身代わり効果を持つ。

　装備モンスターが戦闘を行う毎にこのカードの魔力カウンターが増加し、それに比例して強化数値と身代わり回数が増やせる。
　相手の攻撃宣言時にも発動するため、実質的に戦闘破壊耐性を得ることになる。

　なるべく連続攻撃ができるモンスターに装備して魔力カウンターを増やしやすくしたいところ。
　《重装武者－ベン・ケイ》であれば、このカードを含む２枚以上の装備魔法を併用した場合に３回以上攻撃が可能となり、強化値が飛躍的に増える。
　連続攻撃および直接攻撃できる《ＬＬ－アセンブリー・ナイチンゲール》とは相性が良く、４体以上のエクシーズ素材を持っていれば１ターンキルを成立させられる。
　《月光舞猫姫》も相性がよく、１体のモンスターに対して２回の攻撃を行うため、相手モンスターが２体以上いれば2000以上の強化となる。

　巨大戦艦に装備させるのも面白く、あちらのカウンターがない状態で攻撃を受けても身代わり用の魔力カウンターが生成されるため、自壊を防げる。
　《Ｎｏ.３９希望皇ホープ》や《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》に装備させた場合も同様の理屈で自壊しなくなる。
　しかし、その２体は戦闘破壊耐性はないため、魔力カウンターが他になければ攻撃を受けた場合に戦闘破壊される恐れがある。

　身代わりにする魔力カウンターは他のカードからも取れるので、【魔力カウンター】関連との相性も良く、攻撃力を減らすことなく破壊耐性を維持できる。
　特に《魔法都市エンディミオン》なら、高速で魔力カウンターが溜まるので装備モンスターへの耐性を維持しやすく、このカード自身が破壊されれば溜め込まれた魔力カウンターを《魔法都市エンディミオン》へ横流しできる。

耐性を得るのはあくまで装備モンスターのみであり、このカード自身が破壊される場合は免れることはできない。

初にして現在唯一の魔力カウンターを置ける装備魔法である。

第３期第４弾のパックと同じカード名である。
パックの目玉であるガーディアン達は装備魔法と密接にかかわっているため、サポートカードは一部共有できる。
一方で、魔力カウンター関係のカードは一つ前の黒魔導の覇者に収録されている。
- 何かの数に比例して装備モンスターのステータスをアップさせる効果から《団結の力》や《魔導師の力》も意識していると思われる。

コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは、除去が豊富でない実装当時のカードプールにおいて破壊耐性を付与する効果は強力であり、ビートダウン系のデッキで採用された。
ノーマルというレアリティの低さから初心者にも愛用され、最強格のノーマルカードとして知られている。
このカードを装備したモンスターが互いの盤面に並ぶと、モンスターに干渉できず、デュエルが停滞してしまうといった光景も度々見られた。
その後は、《月の書》や《因果切断》など装備モンスターを除去できる汎用カードの増加や、環境レベルのデッキが除去を連発してあっさり破壊耐性を乗り越えてくる事などが響き、相性の良いデッキに採用される程度に落ち着いた。