《サイバネティック・ゾーン/Cybernetic Zone》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する機械族の融合モンスター1体を選択し、
発動ターンのエンドフェイズ時までゲームから除外する。
ゲームから除外されたモンスターがフィールド上に戻った時、
そのモンスターの攻撃力は倍になる。
次の自分のターンのスタンバイフェイズ時に、
このカードの対象となった機械族の融合モンスター1体を破壊する。
PHANTOM DARKNESSで登場した速攻魔法。
機械族融合モンスターを一定期間だけ除外して攻撃力を倍にして戻し、次の自分のスタンバイフェイズ時に自壊させる効果を持つ。
攻撃力を倍増させられるものの、自分のメインフェイズが来る前に自壊してしまうため、単体で使用するだけではほとんど何の意味も為さない。
次の相手ターンにおける壁にはなるが、そのために融合モンスター1体を犠牲にする必要は全くなく、コントロール奪取された際の危険性も大幅に高めてしまう。
しかし、《神秘の中華なべ》と組み合わせることでライフを爆発的に回復したり、《ソロモンの律法書》・《禁じられた聖衣》・《幻影剣》・《エターナル・サイバー》(サイバーのみ)で自壊を回避できる。
場に出し易い《プロキシー・ドラゴン》や《星杯神楽イヴ》の身代わり効果も検討できるか。
《サイバー・ドラゴン・コア》でサーチ可能なので、コンボの相方となるカードが手札に来た際に適切なタイミングで手札に加えることは比較的容易である。
除去回避にも使えるが、それだけの目的なら素直に《亜空間物質転送装置》などを使った方がいいので、上記の使用法のついでに狙えれば狙う程度の認識にとどめたい。
速攻魔法であることを活かし、同じく速攻魔法の《マグネット・リバース》とのコンボも考えられる。
機械族融合モンスターで攻撃した後、バトルフェイズ中に《サイバネティック・ゾーン》で除外し、《マグネット・リバース》で帰還させればさらなる追撃を行うことができる。
《マグネット・リバース》で帰還させた時点で、このカードとの因果関係が断絶されるため、スタンバイフェイズの自壊効果も適用されなくなる。
当然攻撃力の倍加も適用されないため、運用方法としては《亜空間物質転送装置》とほぼ同じになる。
発動対象に条件のない《亜空間物質転送装置》の方が汎用性は高いものの、こちらは《サイバー・ドラゴン・コア》でサーチすればそのターン中に使用できる点で優れている。
なお、あくまで破壊するのは対象になった機械族モンスターである。
よって、自分のスタンバイフェイズよりも先に《DNA改造手術》等で該当モンスターの種族を変更してしまえば破壊は免れる。(10/02/23)
この場合、攻撃力の倍加は適用されたままとなる。(10/09/05)
《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》との兼ね合いで《DNA改造手術》を使う【サイバー・ドラゴン】等では有効かもしれない。
- 発動時に亮は「俺に介錯はいらん」と述べており、既に敗北を覚悟していた。
デュエル自体には影響しないカードであったが「引導は自分で渡したい」という意志を叶えた形になる。
観戦していたクロノスは「最後の力を使って最高の輝きを見せてくれた」と涙ながらにこの行為を絶賛している。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードの効果で除外したモンスターが戻る時やそのモンスターが次の自分のターンのスタンバイフェイズ時に破壊される時にチェーンブロックが作られますか?
A:いいえ、作られません。(11/04/04)
Q:《サイバネティック・ゾーン》の効果を受けたモンスターの種族が機械族以外になった場合、次の自分のスタンバイフェイズに自壊しますか?
A:自壊しません。(10/02/23)
Q:種族を変更した場合、攻撃力倍加は有効ですか?
A:有効です。(10/09/05)
Tag: 《サイバネティック・ゾーン》 魔法 速攻魔法 サイバネティック