《サイレント・ウォビー/Silent Wobby》

効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1000/守2000
自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードを手札から相手フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、このカードのコントローラーはデッキからカードを1枚ドローし、
このカードのコントローラーから見て相手プレイヤーは2000ライフポイント回復する。
「サイレント・ウォビー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードのコントローラーの手札制限枚数は3枚になる。

 PREMIUM PACK 16で登場した水属性魚族下級モンスター
 相手フィールド特殊召喚できる起動効果、この効果特殊召喚に成功した時に相手ドローさせ自分ライフ回復する誘発効果コントローラー手札制限を減らす永続効果を持つ。

 相手フィールド特殊召喚されるため、テキスト内の「このカードコントローラー」は相手プレイヤーを指す。
 とはいえ2000の回復と引き換えにモンスター1体と1ドロー相手に献上するのは明らかに割に合っていない。
 手札枚数制限を3枚にする効果も持つものの、次の相手エンドフェイズまでに魔法・罠カードセットする等での対処が容易である。
 また、このカードは各種素材や攻撃等に関する制限が一切ないため、リリースリンク素材に使われる他、自爆特攻等で簡単に処理されてしまう。

 攻撃の的を自発的に生成するために使用するのが現実的な運用と言える。
 《ダブルフィン・シャーク》を用いた【魚族】において、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》効果の発動のために送りつけるとよい。
 水属性ゆえに《ダブルフィン・シャーク》特殊召喚制限に掛からず、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》2回攻撃すれば、4600もの戦闘ダメージを与えられる。
 墓地へ送られた後も《ダブルフィン・シャーク》効果蘇生し、エクシーズ素材として使う事ができる。

 条件なしで相手フィールド特殊召喚できるため、自分先攻特殊召喚し、《無限泡影》PSYフレームといった妨害を回避する運用も狙える。
 相手フィールドカードが存在する場合に使えるカードの補助にもなる。

 他には、《群雄割拠》《御前試合》を組み合わせて相手の展開を制限し、こちらはを置いて回復効果ライフ差をつけたまま逃げ切るという使い方もある。
 この場合、手札制限を減らす効果リソースの溜め込みを妨害し、除去札を引かれてロックを突破された場合の保険となってくれるだろう。
 また、ドローを含む誘発効果であり、相手フィールド発動するモンスター効果なので、《便乗》ドローしたり、《兵隊竜》などのトリガーに使うのも面白い。

 変わったところでは《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》《No.29 マネキンキャット》効果を能動的に発動するトリガー《三戦の才》《三戦の号》発動条件を満たす手助けとして使うことも考えられる。

  • カード名の由来は、「オオセ」の英名である「ウォビゴン(wobbegong)」だろう。
    オオセとは、日本近海から東南アジアにかけて生息するサメの一種である。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:カードドローして、ライフポイント回復する効果チェーンブロックが作られますか?
A:はい、誘発効果チェーンブロックが作られます。(13/12/21)

Q:ドローする処理とライフポイントが回復する処理は同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行う扱いです。(13/12/23)

Q:相手フィールドでこのカードの効果発動し、自分フィールド《神殿を守る者》が存在して相手ドローできなかった場合、自分ライフポイント回復する効果適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(13/12/23)

Q:相手フィールドでこのカード効果発動し、それにチェーンをして《エネミーコントローラー》効果効果処理時にこのカードコントロール自分に移った場合、ドロー回復はどのプレイヤー対象となりますか?
A:その場合でも通常通り、相手ドローを行ない、自分ライフポイント回復します。(13/12/22)

Q:フィールド《無限の手札》が存在する時に、このカード自分フィールド表側表示で出した場合や、自分フィールドにこのカードが存在する時に《無限の手札》発動した場合、自分手札枚数の制限はどうなりますか?
A:その場合、このカードの効果適用され、手札枚数の制限は3枚になります。(14/01/20)


Tag: 《サイレント・ウォビー》 効果モンスター モンスター 星4 水属性 魚族 攻1000 守2000

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