《サモン・ソーサレス/Summon Sorceress》 †
リンク・効果モンスター(禁止カード)
リンク3/闇属性/魔法使い族/攻2400
【リンクマーカー:上/左下/右下】
トークン以外の同じ種族のモンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
手札からモンスター1体を、このカードのリンク先となる相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードのリンク先の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと同じ種族のモンスター1体をデッキから選び、
このカードのリンク先となる自分・相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
【2024年4月1日より適用されるテキスト】
リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/魔法使い族/攻2400
【リンクマーカー:上/左下/右下】
トークン以外の同じ種族のモンスター2体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。
手札からモンスター1体を効果を無効にして、このカードのリンク先となる相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターと同じ種族のモンスター1体を
デッキから効果を無効にして守備表示で特殊召喚できる。
この効果でデッキから特殊召喚したターン、
自分はデッキから特殊召喚したそのモンスターと元々の種族が同じモンスターしか特殊召喚できない。
Vジャンプ(2018年1月号) 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族のリンクモンスター。
リンク召喚に成功した場合にリンク先の相手フィールドに手札からモンスターを特殊召喚できる誘発効果、リンク先のモンスター1体と同じ種族のモンスターをリンク先にリクルートする起動効果を持つ。
同種族のモンスターを一定以上採用していればリンク素材の縛りをクリアする事は容易い。
「戦士族2体で《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚し、その効果で戦士族をリクルートする」「《水晶機巧−ハリファイバー》の効果で機械族チューナーを特殊召喚する」など、一部のリンク2のリンクモンスターを活用すれば更に素材を揃えやすくなる。
トークンは使えないものの、リンクモンスターに変換すれば解決できる。
(1)は、手札のモンスターを相手フィールドに特殊召喚する効果。
(2)の効果の対象を用意できるが、相手にボード・アドバンテージを与えてしまう。
(2)の効果を目当てにする場合は他の手段を用いる様にしたい。
モンスターを相手に送りつける手段として使う手もある。
他の送りつけ手段と比較するとサーチが不要であり、使い勝手は良い。
相手にモンスターを送りつける事でメリットを得るコンボの例は、《ギブ&テイク》やコントロール転移も参照の事。
ただし守備表示に限定されているため、弱小モンスターを出してサンドバッグにする事は難しく自爆特攻も狙いにくい。
《黒蠍盗掘団》や《大盤振舞侍》ならば、戦闘ダメージさえ受ければ良いので送りつけには有用である。
《所有者の刻印》・《洗脳解除》でモンスターを取り戻すこともできるので、ある程度種族を固めた構成なら【ゴーレム】でも有力なカードになる。
しかし、送りつけコンボの常としてギミックを崩されると相手にアドバンテージを与えることになってしまう点には注意が必要となる。
そのほか、《精気を吸う骨の塔》などの相手に影響を及ぼすカードを送りつけることで、「相手に○○された場合」の効果を発動させることも可能である。
(2)は、自身のリンク先のモンスターと同じ種族のモンスターをリクルートする効果。
リンク先のモンスター1体を用意する必要はあるが、レベルやステータス等の制限は一切ないため、柔軟な運用が可能。
守備表示且つ効果を無効にしてリクルートするため、基本的にはリリースやコスト、各種素材に使う事になる。
あるいは特定のカード名を参照するカードの条件を整えたり、墓地へ送られた時や各種素材となった際などに発動する効果を目的としても良いだろう。
この効果を使うには、自身のリンク先にリクルートしたいモンスターと同じ種族のモンスターを置く必要がある。
基本的には、自分フィールドのリンク先となる場所に目当ての種族のモンスターを出したい。
そのための展開力が不足している場合は、(1)の効果や壊獣の送りつけギミックで相手フィールドのリンク先にモンスターを配置してもよい。
リンク先となる相手フィールドに相手が狙いの種族のモンスターを出している場合もないではないが、あまり期待はしないほうが良いだろう。
素材指定も効果も、種族統一系デッキの心強い味方となるリンクモンスターと言える。
一部の送りつけを軸とするコンボ系デッキでもキーとなるカードであり、その活躍の幅はとても広い。
- 各デッキでの使用法について
- 種族を軸とするデッキで活きる汎用性の高い効果は公式でも十分に承知しているようで、このカードが付属したVジャンプの記事では4つもの採用先を紹介している。
- 上記のように非常に汎用性が高く、様々なデッキで活躍したカードであった。
しかし、あまりにも採用率が高すぎてデッキの多様性を損なうと判断されたのか、18/10/01で一気に禁止カードに指定されてしまった。
元々1枚しか採用されない場合が多かったため、制限カードではもはや意味がないと判断されたのだろう。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《サモン・ソーサレス》 モンスター リンクモンスター 効果モンスター リンク3 闇属性 魔法使い族 攻2400