《ステイセイラ・ロマリン/Staysailor Romarin》 †
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/植物族/攻1600/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター以外の自分フィールドの植物族モンスター1体を選んで墓地へ送り、
対象のモンスターはこのターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキ・EXデッキからレベル5以下の植物族モンスター1体を墓地へ送る。
Vジャンプ(2021年3月号) 付属カードで登場した光属性・植物族の下級モンスターのチューナー。
植物族1体を自分フィールドから墓地へ送り、対象モンスターに1度だけの破壊耐性を付与する誘発即時効果、効果で墓地へ送られた場合にレベル5以下の植物族1体をデッキかエクストラデッキから墓地へ送る誘発効果を持つ。
(1)はモンスター1体に破壊耐性を付与する効果。
耐性付与は自身を選ぶこともできるが、(2)と連動させることもできる点を考慮すると基本的には自身を墓地へ送る方が得策といえる。
(2)は墓地肥やし効果。
【植物族】は蘇生手段が多く、《グローアップ・バルブ》・《スポーア》・《薔薇恋人》・《にん人》など、墓地で効果を発動できる植物族も多い。
トリガーは自身の(1)以外では《ホワイトローズ・ドラゴン》が扱いやすく、あちらの効果と合わせてメインデッキの任意の植物族を墓地へ送ることが可能。
融合素材にするという手もあり、《エルシャドール・ネフィリム》の融合素材として《影依融合》でデッキから墓地へ送る、もしくは《烙印竜アルビオン》の融合素材として《烙印融合》でデッキから墓地へ送ることができる。
後者の場合、《ステイセイラ・ロマリン》で墓地へ送ったモンスターを融合素材として利用し《烙印竜アルビオン》から連続で融合召喚することもできる。
エクストラデッキから墓地へ送ったモンスターなら《氷剣竜ミラジェイド》の融合素材にもなる。
その他では、《ネオス・フュージョン》で《E・HERO ブレイヴ・ネオス》の融合素材として墓地へ送ることでも効果を使える。
エクストラデッキからも選べるが現時点では数が限られており、その内墓地へ送る意義があるものは《ガーデン・ローズ・メイデン》のみ。
とはいえ、上記の《ホワイトローズ・ドラゴン》でこのカードを経由して墓地へ送ることでその《ホワイトローズ・ドラゴン》を蘇生し他のシンクロ召喚などを狙えるため、【ローズ・ドラゴン】などでは有用な選択肢となる。
- イラストは水兵の姿の少女なので、「ステイセイラ」は「ステイセイル(複数のマストを持つ帆船に使われる縦帆の一種)」+「セーラー(水兵)」が由来か。
植物族であることを踏まえると「ロマリン」はフランス語で「ローズマリー」を意味するromarinからだろう。
英語で「水兵」を意味する「マリーン」も掛かっていると思われる。
- イラストでは手旗信号を送る仕草をしているが、白旗を下ろし赤旗を上・横に振るこの動きは『消信』を意味する。
これは自分が送る信号を間違えた場合、または相手が送った信号が解読できなかった場合に行う合図である。
- 光属性なのは同様に船舶の「回光通信機」を意味しているのだろう。
これは光によるモールス信号を送る装置である。
収録パック等 †
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