《デビル・コメディアン/Fiend Comedian》 †
通常罠
(1):コイントスを1回行い、コインの裏表を当てる。
当たった場合、相手の墓地のカードを全て除外する。
ハズレの場合、相手の墓地のカードの枚数分、
自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した通常罠。
コイントスを行い、当たれば相手の墓地のカードを全て除外し、ハズレなら自分の墓地を肥やす効果を持つ。
ノーコストで発動できるフリーチェーンであるが、効果内容はコイントスで決まる。
もっとも、コイントス効果に多い片方がメリットで片方がデメリットという形ではなく、どちらの効果も現環境では基本的に大きなメリットとなる。
相手の戦略を封じる目的や自分の墓地にカードを貯める目的で使える。
ハズレなら急速に墓地を肥やせるため、墓地アドバンテージを重視するデッキで利用できる。
【岩石族】・【恐竜族】・【爬虫類族】に投入するのも手だが、《メガロック・ドラゴン》・《ディノインフィニティ》・《邪龍アナンタ》自体が墓地へ落ちた時のケアとして《死者転生》を用意したい。
【インフェルノイド】なら墓地から蘇生できるため、ケアの必要もなく使える。
【アンデット族】や【ライトロード】のような墓地依存度の高いデッキと相性が良い。
《針虫の巣窟》などと比べると枚数自体は安定しないものの、6枚以上を墓地へ送る可能性は出てくる。
当たりなら相手の墓地利用を封じられる。
サイドデッキに入れ、相手も墓地依存型のデッキだったなら積極的に使っていくといった使い方も可能。
その他、《現世と冥界の逆転》にチェーンして発動し、当たりの効果がでれば1ターンキルも成立する。
しかし、墓地にカードを送る効果があるため、《灰流うらら》が天敵となる。
また、ギャンブルカードの宿命として、当たりとハズレの効果を選択できない欠点がある。
どちらも大きな影響を及ぼす優れたメリット効果ではあるが、それらを適所で狙って行えないのは非常に痛く、有用度を下げている。
除外効果を《D.D.クロウ》のように刺すようなピンポイントのメタとして使用したいだけならば、ただの成功率が半分しかないカードになる。
反対に墓地肥やし効果も相手の墓地の枚数に依存するため、序盤で出てしまうと枚数の少なさから影響が薄くなり、終盤で出ると自らをデッキデスで追い込んでしまうと、癖の強さが目立つ。
《セカンド・チャンス》は使えるが、このカードのためだけに採用するのは効率が悪いため、墓地除外を目当てにするなら2枚を一気に使い成功率を上げたいところ。
- 「コメディアン(comedian)」とは、元々は喜劇を演じる俳優の事である。
しかし次第に、笑いをとるために様々な芸をする、お笑い芸人の事も指すようになった。
関連カード †
―《デビル・コメディアン》が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:《王宮の鉄壁》・《マクロコスモス》がフィールドに出されているとき、このカードを発動できますか?
A:《王宮の鉄壁》の場合は発動する事はできませんが、《マクロコスモス》の場合は可能です。(10/08/15)
Q:自分のデッキの枚数が相手の墓地の枚数を下回っている場合、発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(09/09/30)
Q:発動後、なんらかの効果によって自分のデッキの枚数が相手の墓地の枚数を下回った時、ハズレの場合はどうなりますか?
A:《デビル・コメディアン》の効果処理時に、自分のデッキの枚数が相手の墓地の枚数より少なくなった場合であっても、自分のデッキのカードを全て墓地へ送ります。(09/04/02)
Tag: 《デビル・コメディアン》 罠 通常罠