《トークン》(龍可) †
このカードはトークンとして使用する事ができる。
龍可:『聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる!
降誕せよ、エンシェント・フェアリー・ドラゴン!』
トークンパック Vol.3で登場したトークンカード。
イラストは龍可と《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》が描かれている。
- 原作・アニメにおいて−
アニメ・漫画5D'sにおける主要キャラクターの1人にして、龍亞の双子の妹。
お調子者の龍亞に比べて、冷静でしっかり者であるが龍亞のことは心から信頼している。
3歳の頃デュエルの大会の決勝戦にて突如昏睡状態になり、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》と夢の中で出会い、それ以降カードの精霊を感知できるようになった過去を持つ。
物語序盤はデュエルを行なったり、精霊の声を聴いたりすると体力を消耗することや自身の力を恐れて人々が遠ざかるのを怖がり、外出を控えるようになっていた。
しかし、フォーチュンカップの最中に嘗て《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》と夢の中で交わした約束を思い出し、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》やデュエルモンスターズの精霊界を救うべく遊星らと共にダークシグナーとの戦いに参加することを決意する。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》救出後は、初期に比べて体力がついたのか龍亞と共にデュエルアカデミア初等部に通っており、「vsルチアーノ」戦ではデュエルディスクを搭載したスケボーに乗ってライディングデュエルを行っている。
最終回にて龍亞と共に海外の両親の元へ引っ越し、本編の数年後の時間軸では成長した姿が確認できるが、他の主要メンバーと異なり具体的な進路は明かされていない。
- カードの精霊を視認できる者がそれなりにいた前作GXとは異なり、作中で精霊を感知できる唯一無二のキャラクターである。
- アニメ5D'sのメインキャラクターの中でも初期の設定の影響かデュエル回数は最も少ない4回に留まり、それも影響して使用カードの枚数も少ない。
龍可単独でデュエルをしたのは「vsフランク」戦のみで「vsディマク」戦、「vsルチアーノ」戦、「vsアポリア」戦は龍亞(&ジャック)とタッグを組んでデュエルを行っている。
また、龍可単独でデュエルに勝利したことは一度もない。
作中内でのデッキコンセプトも不明瞭であり、高い腕前を持つ作中の設定に反し、OCG目線で見ると形になるデッキを組むことすら苦労するキャラクターである。
(皮肉なことだが、作中内で凡人と称されていた兄の龍亞が扱う【ディフォーマー】はOCGでは十分に形になるデッキとして組むことができ、現にゲーム作品では龍亞の方が強いケースも多い。)
逆に言えば汎用性やカードパワーに著しく欠けるカード群も使いこなせる腕前を持つのかもしれない。
実際「vsディマク」戦では龍亞のデッキに入っていた装備魔法《集中防御盾》、《Pain to Power》、永続罠《リスペクト・シンクロン》などといった使用局面がかなり限定された扱いづらいカードを使いこなしている。
また、「vsフランク」戦ではそもそも発生させること自体が難しい引き分けに持ち込んでいる。
エースの《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》も自分で召喚したのは1度だけであり、さらにOCGでは後に禁止カードに指定されてしまっており、全体的に不遇な扱いを受けていると言える。
第12期では光属性の獣族・植物族・天使族に関する効果を持ったカードが登場した事でデッキ構築が可能となった。
- 漫画版では、アニメとは全く異なる寡黙な毒舌キャラであり、その毒舌は兄の龍亞にすら容赦なく向けられる。
遊戯王シリーズではアニメ版と漫画版で性格や設定が異なるケースも少なくはないが、その中でも特にギャップが大きいキャラクターと言えよう。
ただし、それらは《妖精竜 エンシェント》の闇の瘴気の影響が大きく、本来の性格は、アニメ同様龍亞を大事に思っている素直なしっかり者である。
関連カード †
収録パック等 †