遊戯王カードWiki - 《ナチュルの森》

《ナチュルの森(もり)/Naturia Forest》 †

フィールド魔法
相手がコントロールするカードの発動を無効にした場合、
自分のデッキからレベル３以下の「ナチュル」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。

　１ターンに何度でも発動できるサーチ効果は魅力的であり、カードの発動を無効にする度にアドバンテージを稼ぐことができる。
　《ナチュル・ビースト》や《ナチュル・サンフラワー》・《ナチュル・ナーブ》など、主力となるナチュルには無効効果を持つカードが多く、それらのカードと噛み合っている。
　ただ、無効にされることが明白である状況で、相手がカードを発動してくることは少ない。
　そのため、ナチュルカードでトリガーする場合《ナチュルの春風》などで奇襲的に特殊召喚するなどの工夫は必要。

　汎用性の高いカウンター罠と組み合わせるのも良く、《神の宣告》・《神の警告》・《神の通告》が扱いやすい。
　このカードへの除去に対して、これらのカウンター罠で無効にしつつ、このカードの効果を発動できれば理想的。
　変わったところでは、《エンペラー・オーダー》は単体では使いにくいが、相性の良い《ナチュル・コスモスビート》をこのカードでサーチできる。
　召喚時誘発効果を持つナチュルは他にもそこそこ存在するため、このカードのトリガーとなるカウンター罠や手札コストをドローするのに適している。
　その他、ナチュルに多い植物族をコストとする《ポリノシス》や、罠カード限定だが《薔薇の聖弓手》も扱いやすいか。

　ただ、ナチュルモンスターは、《ナチュル・モルクリケット》や《ナチュル・アントジョー》などでリクルートが容易であり、このカードでサーチするよりも前述したカードで直接リクルートした方が使い勝手が良い。
　そのため、このカードを採用する場合、サーチすることがメリットとなるカードも合わせて採用するのが望ましい。
　例えば、《ナチュル・マンティス》を採用することで、サーチしたモンスターを手札コストに、相手モンスターの召喚を妨害しやすくなる。

現在ではカードの発動を無効にできるナチュルは７種類存在する。（下記一覧参照）
ナチュルは相手ターンに特殊召喚することにも長けているので、特殊召喚時に発動する効果を持つカードを特殊召喚してくる際に、チェーンしてこれらのモンスターを特殊召喚して積極的にサーチを狙っていきたい。

イラストで確認できるナチュルは11体で、《ナチュル・ランドオルス》の７体を上回っている。
レベル４モンスターやシンクロモンスターも混ざっており、イラストのもの全てがサーチできるわけではない。

コナミのゲーム作品において―
このカードと直接関係あるわけではないが、DUEL TERMINALでのナチュルのアクションデュエルのコンボ名が「ナチュルの森のさえずり」、スピードデュエルの隠しデッキ名が「ナチュルの森の仲間たち」である。
また、NEXTにおいて《ナチュル・ビースト》や《ナチュル・ガーディアン》が「ナチュルのもり」として言及している。