《ハーピィの羽根帚(はねぼうき)/Harpie's Feather Duster》

通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

 遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カードで登場した通常魔法
 相手フィールド魔法・罠カードを全て破壊する効果を持つ。

 魔法・罠カード《サンダー・ボルト》とも言える、全体除去カード
 不特定多数の魔法・罠カード破壊するので、対象をとらない効果である。
 コストなし、デメリットなしで最大6枚まで一気に破壊できるため、魔法・罠除去としては最高クラスの性能を持つ。
 ハーピィにも含まれるため、《ヒステリック・サイン》からのサーチも可能である。

 敵味方問わず魔法・罠カードを全て破壊する《大嵐》と比較すると、こちらは自分が使用している永続カード伏せカードを巻き込まない点、またカテゴリ固有のサーチ手段を持つ点で優れている。
 反面《大嵐》と異なり、邪魔になった自分《スキルドレイン》ペンデュラムモンスター除去したい場合や、破壊された際に発動する魔法・罠カードとのコンボには運用できない。
 もっとも、そのようなデッキ環境クラスの一部程度しかないため、ほとんどのデッキでは実質的に《大嵐》上位互換と認識して問題ない。
 【次元ビートダウン】【ウィジャ盤】といった《大嵐》の採用を見送られる事もあるデッキでも問題なく採用できる。

  • GOLD SERIES 2014の収録カード投票では、当時禁止カードであるにもかかわらず投票候補に選ばれたが、投票結果では上位に入らなかったために結局、収録される事はなかった。
    後に制限復帰を果たすことになるが、既にこの時点で予定されていたのだろうか。
  • 原作での出番は「闇遊戯vs舞」戦のみであるが、アニメでは同じく「決闘者の王国編」の「杏子vs孔雀舞」戦、「バトルシティ編」の「舞vsマリク」戦、「ドーマ編」の「城之内vs舞」(3戦目)でも舞が使用した。
    なお、アニメでは舞はこのカードアンティとしてバトル・シティに参加している。
    アニメオリジナル「乃亜編」の「遊戯&城之内vsビッグ5」戦では、舞のデュエルを参考にした城之内が使用し、《伝説の都 アトランティス》破壊した
    また、「バトルシティ編」で海馬が名蜘蛛に強化に使うように提示したカードの中にも確認できる。
    アニメDM第55話で遊戯たちが立ち寄ったカードショップのウィンドウにも、このカードが展示されている。
  • アニメARC-V第60話において、徳松が看守にデュエルディスクを借りるために渡しており、看守が「レアカードだ」と発言する等、他の賄賂カードより強調されている。
    現実においても、制限カードへの復帰・収録機会の少なさ・発行されたカード全てが絶版であったことから、高額取引されている最中の放送だった。
    第101話では、ユートの回想でカイトが手札に持っているのが確認できる。
    第118話では、イーサンが謎のデュエリストに投げつけたカードとして登場している。
  • マスターデュエルでは2022/05/06のアップデートで発動時のエフェクトが追加され、イラストの羽根が出現して魔法&罠ゾーンを掃く演出が見られるようになった。

関連カード

―専用メタカード

―パロディカード

イラスト関連

相手フィールド魔法・罠カードを全て破壊する効果を持つカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《ハーピィの羽根帚》 魔法 通常魔法 ハーピィ

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