《ハリケーン/Giant Trunade》 †
通常魔法(禁止カード)
フィールド上の魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した通常魔法。
フィールドの魔法・罠カードを全て手札に戻す効果を持つ。
《大嵐》と同様に相手のフィールドの魔法・罠カードを空にすることができ、一撃を通すのには非常に有効である。
相手の手札に戻した魔法・罠カードは次のターンに再びセットできるので、基本的にはディスアドバンテージとなるが、バウンスしたターンに勝利できれば気にならない。
バウンスしたターンに勝利できなくても、本命となるモンスターを展開できれば十分役目は果たしたと言えるだろう。
《大嵐》と比較すると、一長一短の関係にある。
《大嵐》は破壊であり、一撃を通したい局面以外でも気軽に除去ができる反面、自分がカードをセットしていると使いづらく、《スターライト・ロード》などの破壊に対するメタカードもある。
一方でこちらはバウンスであり、相手に次のターンを回すと再びセットされてしまうものの、自分がカードをセットしていても気兼ねなく使え、バウンスに対するメタカードは少ない。
《大嵐》にない利用法として、自分のカードをバウンスすることで多くのコンボを起動させることができる。
自分のフィールドに無意味に残った《リビングデッドの呼び声》をバウンスして再利用、《光の護封剣》をバウンスして有効期限を延ばし相手の攻撃を防ぐ、等が最も基本的なコンボだろう。
名称指定のない1ターンに1度の効果を持つ永続魔法、フィールド魔法、ペンデュラムモンスターを使いまわすといった方法でアドバンテージを得ることも可能。
- 「ハリケーン(Hurricane)」とは、大西洋等の海で発生する熱帯低気圧の中で、最大風速が毎時64ノット(74マイル, 119km)以上のものを指す。
名前はカリブ先住民タイノ族における暴風の神「ウラカン/フラカン(Huracan)」に由来する。
- 城之内はその強さから「切り札」と認識しているが、作中では相手にカウンターを受ける事も多く、強力なカードにありがちな「かませ役」も担いやすい。
- アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「針剣」という名前が確認できる。
他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
関連カード †
―《ハリケーン》が見られるカード
収録パック等 †
FAQ †
Q:発動した《ハリケーン》も手札に戻しますか?
A:いいえ、発動した通常魔法カードは墓地へ送る事が確定しているため、この《ハリケーン》は墓地へ送られます。
Q:《ハリケーン》にチェーンして速攻魔法・通常罠を発動した場合、そのカードは手札に戻しますか?
A:いいえ、発動済みのカードは手札に戻しません。
ただし、《リビングデッドの呼び声》等永続罠を発動した場合はフィールドに残り続けるため、それらも手札に戻る事となります。
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