《ヒーローアライブ/A Hero Lives》 †
通常魔法
(1):自分フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合、LPを半分払って発動できる。
デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
PREMIUM PACK 13で登場した通常魔法。
ライフ半分をコストにデッキからE・HERO下級モンスターを特殊召喚する効果を持つ。
決して軽くない発動条件とコストを持つが、召喚権を使わずにE・HEROを展開できる。
1ターンキルが珍しくなく、とにかく手の早さが求められる現在の環境において、こうした速効性は評価できる。
半分払うという重いライフコストも裏を返せばどれほどライフが減っていても発動できるということであり、終盤の逆転につながる可能性もある。
サーチカードである《E・HERO エアーマン》や《E−エマージェンシーコール》に比べて制約の厳しさは目立つが、その分これら以上の働きをすることも珍しくないだろう。
《ミラクル・フュージョン》や《超融合》のように強力ではあるが手札融合ができない融合召喚カードが増えていること、このカードでリクルートしたモンスターと続けて通常召喚したモンスターとで行えるエクシーズ召喚に繋げられることから有用性が上がっている。
特殊召喚する候補としては、《E・HERO エアーマン》と《E・HERO シャドー・ミスト》が筆頭に上がる。
《E・HERO エアーマン》の場合は続けてサーチしたモンスターを通常召喚すれば、融合召喚やエクシーズ召喚等と様々な展開が期待できる。
《E・HERO シャドー・ミスト》はチェンジをサーチできるので、そのまま《M・HERO ダーク・ロウ》や《M・HERO 闇鬼》を特殊召喚できる。
単純な攻撃力を求めて《E・HERO アナザー・ネオス》を選択したり、手札のカードを一通り使い切った後に《E・HERO バブルマン》でのドローを狙うというのも有効である。
HERO関連デッキとして、【コンタクト融合】でも活躍する。
ライフコストは《E・HERO エアー・ネオス》の攻撃力上昇に役に立ち、デッキから《E・HERO プリズマー》をリクルートすればそのままコンタクト融合や《スペーシア・ギフト》の発動ができる。
《E・HERO エアー・ネオス》と相性の良い《活路への希望》と併用することで、ドローしながらライフポイントを減らすことも可能。
HERO関連デッキ以外でも、《E・HERO プリズマー》を融合素材にする・融合素材を墓地へ送るといった戦術のために採用されることがある。
たとえば【剣闘獣】では、このカードで《E・HERO プリズマー》を特殊召喚してカード名を《剣闘獣ベストロウリィ》にし、手札から別の剣闘獣を召喚すれば、1ターンで《剣闘獣ガイザレス》を特殊召喚できる。
【Bloo−D】においても《E・HERO エアーマン》を特殊召喚することで、リリース要員を揃えるための召喚権を残しつつ《D−HERO Bloo−D》のサーチを行えるため相性がいい。
天敵は《灰流うらら》であり、リクルートを無効にされるとライフコストでライフが大幅に減少している上に発動条件から十分な展開ができていない状態になりやすいため一気に窮地に陥りかねない。
《墓穴の指名者》などで対策を行いたい。
- 日本語名の「アライブ」とは「alive(生きている)」で「ヒーローは生きている(生きているヒーロー)」、もしくは「arrive(到着)」で「ヒーロー見参」のような意味と思われる。
英語名では「A Hero Lives(ヒーローは生きている/ヒーローは死なない)」という、文章のカード名にされている。
- Dチーム・ゼアルの「カイトvsフュージョン・マスク」戦において、フュージョン・マスクの最初の手札に存在しているのが確認できる。
関連カード †
―自分フィールドにモンスターが存在しない場合にデッキからモンスターをリクルートできるカード
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:効果処理時にモンスターが表側表示で存在する場合、特殊召喚する効果は適用されますか?
A:はい、適用され特殊召喚されます。(10/12/19)
Tag: 《ヒーローアライブ》 魔法 通常魔法