《フォース/Riryoku》 †
通常魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、対象のモンスター1体の攻撃力を半分にし、
その数値分もう1体のモンスターの攻撃力をアップする。
遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カードで登場した通常魔法。
フィールドのモンスター2体を対象として発動し、片方の攻撃力の半分を、もう片方の攻撃力に上乗せする効果を持つ。
同じ単体強化としては相手ターンも攻撃力と守備力が上がる《破天荒な風》、サーチが容易な《デーモンの斧》、固定で1500上がる《一騎加勢》等が存在している。
また上記のカード達と同様、コンバットトリックに使えないのが大きな難点であり、使った後に除去されると大幅なディスアドバンテージになってしまう事、攻防に使える《禁じられた聖槍》や《禁じられた聖衣》の存在する点も同じである。
このカードの利点は、効果が通れば一部の例外を除きどんなモンスターが相手でも攻撃力で上回る事ができるため、《KA−2 デス・シザース》・《ビクトリー・バイパー XX03》等、ステータスは低めながら戦闘破壊をトリガーとするモンスターと相性が良い。
全体攻撃・2回攻撃の効果を持つモンスターに対して使えば、第2打以降も高い攻撃力のままで攻撃できる。
特に、戦闘破壊をトリガーとする事の多い連続攻撃能力とは、相性抜群である。
使い勝手で劣る分爆発力は高いカードと言えるだろう。
- 「フォース(Force)」とは、「力」という意味である。
同じ「力」を意味する単語として「Power」があるが、あちらが「体力」・「知力」といった「具体的な力」を指すのに対して、こちらは「精神力」・「理力」といった「概念的な力」を指す。
ちなみに、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃名には、「Power」と「Force」の両方が使用されているが、ワンポイントレッスンによると、この「Force」は「力」ではなく「強要」という意味で使われているらしい。
- 「フォース」といえば、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する超能力が有名だが、シリーズ第1作が日本で公開された際には、「フォース」は「理力」と訳されていた。
英語名「Riryoku」は、ここに由来していると思われる。
- デュエルリンクスではカードトレーダーから交換できるUltraのカードとして登場している。
当初の環境では除去カードの少なさから実質的な戦闘を介する除去として扱える上に、CPU戦から対人戦やスコア稼ぎなど幅広いデッキで使える汎用性の高さやアイテムがあれば必ず手に入る事から重宝され、原作での称号に恥じない活躍をした。
また原作で使用された縁からか、迷宮兄弟が使用する時に専用ボイスが用意されている。
関連カード †
―類似効果
収録パック等 †
FAQ †
Q:《コマンド・ナイト》を半減対象に効果を発動した場合は、攻撃力はいくつになりますか?
A:800ポイントになります。(10/08/09)
Q:《邪神アバター》を半減対象に効果を発動した場合は、攻撃力はいくつになりますか?
A:効果処理後に《邪神アバター》自身の効果が適用される為、結果的に、《邪神アバター》の攻撃力は、《邪神アバター》以外で攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力+100ポイントの数値になります。(12/07/19)
Q:この効果で攻撃力が半分になったモンスターに《進化する人類》を装備させた場合は、そのモンスターの攻撃力はいくつになりますか?
A:2400(1000)になり、エンドフェイズ以後もそのままです。(10/08/09)
Q:リリースなしで召喚した《神獣王バルバロス》の攻撃力をこの効果で半分にし、その後、《スキルドレイン》が発動した場合は、《神獣王バルバロス》の攻撃力はいくつになりますか?
A:その場合であっても、《神獣王バルバロス》の攻撃力は950のままとなります。(12/07/19)
Q:『選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし』の効果を適用する対象として、攻撃力0のモンスターを選択できますか?
A:いいえ、対象にできません。(16/08/13)
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