《ヘルバウンド/Shadow Specter》

通常モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 500/守 200
荒野に現れるけものの亡霊。
数が集まるとやっかいなカード。

 STARTER BOXで登場した闇属性アンデット族下級モンスター
 《荒野》で数が集まるとおそらく「やっかいなカード」だろう。

 レベル1の通常モンスターの中では《ヴォルカニック・ラット》と並び、最も攻撃力が高い。
 《同姓同名同盟》《トライワイトゾーン》で複数展開、《トライアングルパワー》《下克上の首飾り》で大幅に強化できる。
 戦闘破壊された時、《人海戦術》で後続の通常モンスター特殊召喚できる。
 攻撃力以外は同様の条件である《ワイト》のように専用サポートカードこそ持たないが、レベル1の通常モンスターを主力とするデッキでは戦力として活用できるだろう。

  • カード名の「ヘルバウンド(Hellbound)」は英語で「地獄に縛られた」を意味する。
    名前から《地縛霊》のような亡霊なのかもしれない。
    • モデルは「ヘルハウンド(Hellhound)」だろうか。
      「地獄の猟犬」を意味しており、イギリスでは主にブラックドッグのことを指すが、ギリシャ神話のケルベロスオルトロス、北欧神話のガルム、日本の送り狼など世界各地の伝承に登場するものを総称した概念としても使われ、地域によって恐れられたり守り神として敬われたりするとされる。
      またRPG等ではケルベロスより下位の強くないモンスターとして扱われる事も多く、これはそのイメージだろう。
      ただ、テキストにはけものの亡霊とあるが、イラストに映る頭蓋骨の形状は、チンパンジーなどの霊長類以上に人間のものに近い。
    • 英語名の「Shadow Specter」は「影の亡霊」を意味する。
  • 原作・アニメにおいて―
    原作で初めて登場したカードである。
    そのコマにおいてカード名イラストが明らかになっているのはこの《ヘルバウンド》と、《デーモン》の2枚のみ。
    結局、この他に出番自体はなかったが、記念すべき1枚と言える。
  • アニメ5D'sにおいてチーム太陽が考案したデッキに投入されていた。

関連カード

収録パック等


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