《ペガサス》

キャラクターカード
ライフを1000ポイント払う。
あなたはデッキから好きなカードを1枚選んで手札に加えることができる。
この能力は、あなたのターンのメインフェイズにしか使うことはできない。
あなたはライフ6000ポイントからデュエルを開始する。

 ザ・ヴァリュアブル・ブック3 付属カードで登場したキャラクターカード

 1000のライフコストで使用回数・サーチ先の制限が一切無い強力なサーチ効果を持つ。
 デュエル開始時のライフポイントを6000に減らすデメリットを伴うが、回復無しで5回発動できる。
 これで《封印されしエクゾディア》を含む5枚を揃えることができ、まさに「ジャンケンゲーム」となってしまう。
 仮にこれを使わなくとも、初動を確定させた理想的な手札による強固な布陣、回復込みで複数回の発動など、様々な使用方法が考えられる。

  • ペガサス自身にはドローの強運などの描写や設定はないのだが、マインド・スキャン相手の戦術を見抜く様子を「強力なサーチ相手より先回りする」という方向性で再現したものだろうか。
    • 「城之内vsキース」戦において、キースによる《7カード》を仕込むイカサマに対して罰ゲームを下しているが、皮肉にもこのカードはそのイカサマよりも強烈である。
  • 原作・アニメにおいて―
    フルネームはペガサス・J・クロフォード。
    「M&W」を生産している大企業・I²社(Industrial Illusion/インダストリアル・イリュージョン社)の名誉会長を務めており、海馬コーポレーションとは業務提携を結んでいる。
    「デュエル・モンスターズ」(原作ではM&W)を創ったカードデザイナーにして「決闘者の王国」の主催者であり、同編におけるボスキャラクター。
    ユーモラスな口調やコミカルな趣味で親しみやすさを与える一方、手段を選ばない卑怯さ・悍ましい所業・不気味なモンスターの使用など、悪役然とした複数の側面も併せ持つ人物である。
    • 作中において日本人ではないキースやマリク、イシズ等でも日本語が流暢なのに、彼だけは「デース」「マース」「○○ボーイ」といった片言調の言葉遣いをしている。
    • 千年アイテム「千年眼(ミレニアムアイ)」を持ち、その力で闇のゲームや罰ゲームを仕掛けたり、特殊能力「マインド・スキャン」を使用できる。
      更にオリジナルカードトゥーンモンスターも使用したトリッキーな戦術で、対戦相手遊戯海馬を翻弄した。
    • ビデオテープによる予知として行った「vs遊戯」(1戦目)では小手調べもあり、幻想モンスターを切り札としながらも雑多なモンスターが入ったデッキを使用していたが、「vs海馬」戦から本来のデッキである【トゥーン】を使用。
      また、本気を出した「vs遊戯」(2戦目)やアニメDMの「vs孔雀舞」戦では《サクリファイス》を始めとした幻想モンスターも使用する。(アニメではDDMにおける御伽との勝負にも使用。)
      • 基本的に、ボスキャラクターが使用するエースや切り札は高レベルモンスターが多いが、彼が使用する幻想モンスターはアニメでは多くが低レベルなのが特徴である。
        また、原作においてカテゴリのテーマを使用したのは彼が最初である。
        (ただし、原作のトゥーンモンスター《トゥーン・ワールド》の力によってモンスターが変化した姿なので、厳密な意味でのカテゴリとは異なる。)
      • 原作・アニメともに、作中で遊戯と海馬の2人に勝利しているのは彼のみである。
        同時に、「ドーマ編」や『光のピラミッド』においてはかませ役も担わされており、特に『光のピラミッド』においてはかつて圧倒した海馬にあっさり敗北してしまっている。
        もっとも、千年眼が無くなったことで相手の戦術が読めなくなったことや、《トゥーン・ワールド》効果や弱点を事前に知られている点を考慮すれば致し方ないと言えよう。
        ただし、「ドーマ編」においては実際にデュエルを行っていたのはペガサスに化けたアメルダであり、海馬は「確かにトゥーン対策を練って来たが、過去の戦術をなぞってあっさりやられる程愚かではない」と相変わらずの強者として評していた。
    • 17歳の時(本編では24歳)に最愛の女性・シンディアを失ったことが彼の人生を大きく変えている。
      千年眼を得たのは、エジプトにおける輪廻転生の死生観を聞いたことでその地へ向かい、偶然から「闇の試練」を受けたという経緯によるもの。
      「決闘者の王国」の開催および海馬コーポレーションの買収を計画したのも、シンディアを描いたカードとソリッドビジョン技術を組み合わせて「再会」を実現するためであった。
      • エジプトに向かったことは、「神官と魔物」の壁画や石板といった遺跡の調査、そしてカードゲーム「M&W」の創造や三幻神カード化にもつながっている。
        「闇の試練」を受ける直前のシャーディーは「千年アイテムは互いに引き合う」と発言しており、これらの一部は「M&W」によるデュエルを通じて揃うことになる。
        元は画家志望で、三幻神イラストは、社員たちに神の怒りとも思える不可解な事故が相次いだため、千年アイテムを持つ彼が描いた。
        しかし、彼ですら「古代神官文字」は解読できず、《ラーの翼神竜》は石板のテキストをそのままカード化する、という不自然とも思える行動を取っている。
        文庫版9巻におけるあとがきでは「千年アイテムによって闇に導かれた悲しい運命」と称され、後年のゲーム『デュエルリンクス』では自身とは異なる意思の介入があったように発言している。
    • 「決闘者の王国編」終盤、遊戯たちが島を出ようとする頃、千年眼の奪取を目論んだバクラによって暗殺され、文庫版9巻におけるあとがきにおいても、この時点で死亡しているとされる。
      • 「バトルシティ編」のエスパー絽場が「悲劇のゲームデザイナーの魂と交信している」と発言していることから、公にも知られている模様。
        ただし遊戯王Rの設定を参考にすると、消息不明として事実を若干ぼかしているらしい。
    • 一方アニメシリーズでは千年眼を失いながらも生存、その後も度々登場する。
      「ドーマ編」では《レジェンド・オブ・ハート》を製作して協力、「KCグランプリ編」でも《シュトロームベルクの金の城》の製作者として名指しされて存在感を示している。
      劇場版『光のピラミッド』やアニメGXでは失った左目を見せつつ、闇に溺れてしまった経験談を話すなど、初期とは異なる一面を見せている。
      左目がどうなっているのかは不明だが、見せられた相手は大抵引き攣った表情をするため、相当おぞましいものなのだろう。
      小説版『光のピラミッド』では、過去の過ちを忘れない為にあえて義眼を入れず、目の部分が穴あきの状態になっている様だ。
      • 文庫版9巻におけるあとがきでは「死後には狂気が晴れ罪を償うとボク(作者・高橋和希)は考えている」と言及されている。
        千年眼を失った後で改心しているアニメオリジナルの設定は、その意向によるものであろうか。
  • アニメGXにも度々登場。
    前田隼人の絵の才能を買い、カードデザイナーとして彼を雇った。
    I²社のカードデザイナーであるフランツが、《ラーの翼神竜》のコピーカードを盗み出した時にも登場。
    また、7つの宝玉を収納する石版を発見し、《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を完成させた。
    この時、時代の流れなのか緊急時だったためなのかは定かではないが、昔のように筆で描くのではなく、デュエルディスクに似たデジタルパレットによるCG技術で完成させた。
    破滅の光(斎王)やプロフェッサー・コブラといった不穏な勢力の存在にもいち早く気付き、アカデミアに赴いて鮫島校長に協力を仰いだり、スパイとしてオブライエンを派遣したりしている。
    • 本作ではクロノス教諭・ナポレオン教頭と1vs2の変則的なデュエルを行っている。
      千年眼と共に反則的な能力は失っているが、それでも素の実力と心理的なテクニックは健在であり、仲間割れするように仕向けて見事に勝利している。
  • 遊戯王Rでは彼を慕い、復活させることを目論む天馬夜行が登場。
    彼がペガサスですら創造をためらった邪神カードを完成させた事から物語が始まる。
    また、若くして孤児を引き取り、後継ぎの為の「ペガサスミニオン」と呼ばれるデュエリストたちを育てていた一面が明かされている。
  • 5D'sの劇場版『超融合!〜時空を越えた絆〜』にも登場。
    特にデュエルをする事もなく、完全なゲストキャラクターとしての登場であった。
    この映画の敵役パラドックスの目的は、デュエルモンスターズの創始者であるペガサスの抹殺であった。
    狙われたのはDM時代の王国編より後の彼であり、作中世界では既にデュエルモンスターズが普及した後である。
    それにもかかわらず、その頃の彼の死が未来であるGXや5D'sの時代の存在に大きな影響を与えていた。
    彼の生死が原作とアニメのその後の展開の相違を象徴していることを考えると、何とも興味深い話である。
  • なお、彼の時代から数十年後が舞台のアニメ5D'sでは「ペガサス・J・クロフォード記念財閥」の名前が確認できる。
  • 劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』では登場しておらず、彼の話も一切なかった。
    この映画では原作の続きのため、やはり原作と同じく彼は死亡扱いとなっているのだろう。
    こちらの場合は彼がいなくてもデュエルなどが大きな発展を遂げている。
  • 「王国編」の最終決戦にて遊戯と対戦した際、《クリボー》召喚した遊戯の行動があまりにも予想外すぎたのか、「アンビリーボォー」という謎の言葉を発した。
    このことは宝島社出版の「VOW」シリーズで「イギリス人(正しくはアメリカ人なのだが)なのに英語が喋れない」とネタにされていたことがある。
  • 文庫版では正しい音写の「アンビリーバボォー」に訂正されている。
  • コナミのゲーム作品において―
    DM8では《大邪神 レシェフ》に操られ、「天馬太陽」と名乗り主人公達に立ちはだかる。
    本作のペガサスは決闘者の王国以降、消息不明になっていたとされており、ペガサスがレシェフに操られてしまった経緯はシャーディーがストーリー終盤のイベントにて語っている。
  • GCの「フォルスバウンドキングダム」では、作中ゲームの舞台「キングダム」の登場人物に「ペガサス・J・クロイツェル」というそっくりさんが存在している。
  • アプリゲーム「デュエルリンクス」では原作での彼の所業や能力を基にした専用スキルとして「マインド・スキャン」・「増刷」・「創造者」・「邪神降臨」(CPU専用)等がある。
    プレイヤーと対戦する場合、レベルによって【トゥーン】【サクリファイス】を個別に使用する。
    • デュエルモンスターズの創造者として期間イベントに絡むことも多い。
      自身の手を離れいつの間にか凄まじい進化を遂げたデュエルモンスターズに対して戸惑いを見せることもある。
      また、その疑念を通じて、自身は故人であることも察しており、原作漫画に準拠した設定である模様。
    • 自身を抹殺しようとしていたパラドックスとの会話では「自分はパラドックスの歩んだ世界とは異なる存在で既に死亡している」「自分が死んでもデュエルモンスターズは発展する」と明言している。

関連カード

―《ペガサス》の姿が見られるカード

収録パック等

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