《マッド・デーモン/Mad Archfiend》

効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守   0
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):攻撃表示のこのカードが攻撃対象に選択された場合に発動する。
このカードを守備表示にする。

 CROSSROADS OF CHAOSで登場した闇属性悪魔族下級モンスター
 デーモンの1体で、貫通永続効果攻撃対象に選択された時に守備表示になる誘発効果を持つ。

 (1)は貫通能力で、下級アタッカーとしては及第点の攻撃力を持つため活かせる場面も多い。
 しかし、(2)の攻撃されると守備表示になるデメリットが問題で、守備力が0のため弱小モンスターにすら戦闘破壊される懸念がある。
 また貫通能力を持つモンスターには実質的に同じ効果を持ち若干攻撃力が高い《スピア・ドラゴン》、同じ攻撃力を持ちながらデメリットを持たない《ランス・リンドブルム》闇属性なら連続攻撃を持つ《ツイン・ブレイカー》とライバルが多く、どうしてもステータス効果でそれらに見劣りしてしまう。
 悪魔族サポートカードにも特別相性の良いものはない。

 デーモンに属するため、《トリック・デーモン》サーチ可能で、闇属性守備力0なので《悪夢再び》《カメンレオン》を共有できる。
 しかし、同じ使い方ができてより扱いやすい《デーモンの騎兵》が存在する以上、手札事故を抱えやすい【デーモン】で優先される状況はそう多くない。
 一応《伏魔殿−悪魔の迷宮−》からリクルートすれば、強化された状態で貫通攻撃を行うことができ、エクシーズ召喚デメリットを晒すこともなくなる。
 ただし、【デーモン】においてレベルデーモンともう1体の悪魔族が揃う状況は特別多いわけではないため、そこまでする価値があるかよく考えて採用したい。

  • 「マッド(Mad)」は英語で「狂っている様」を意味する。
  • イラストからはわかりづらいが、黒い顔には歯をむき出しにしてニヤニヤと笑う口が存在しており、意外とコミカルな印象である。
    ただ、「Mad」の意味を考えると狂気にとらわれている状態とも捉えられる。
  • コナミのゲーム作品において―
    最強カードバトル!において【アドバンス・インヴェルズMAX】に投入されているが、同デッキの解説では「攻撃した後守備表示になってしまう」と誤った説明がされている。
    似た性能の《スピア・ドラゴン》らと混同してしまったのだろう。
  • クロスデュエルにおいては以下のオリジナルのフレイバー・テキストが存在する。
    腹の骸骨を砕き放出して攻撃する様はまさに狂気である。
    コレクションの中でもお気に入りの骸骨は大事に残しているらしい…
  • 『悪魔城ドラキュラ』シリーズにも同名の魔物が登場するが、こちらは「Mud Demon(泥の悪魔)」である。

関連カード

リメイクモンスター

―《マッド・デーモン》の姿の見られるカード

収録パック等


Tag: 《マッド・デーモン》 効果モンスター モンスター 星4 闇属性 悪魔族 攻1800 守0 デーモン

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