《リチュア・エリアル/Gishki Ariel》 †
効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1000/守1800
リバース:デッキから「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−で登場した水属性・魔法使い族の下級リバースモンスター。
リバースした場合にリチュアモンスターをサーチできる誘発効果を持つ。
サーチ先にレベルや種族などの制限は無いため、全てのリチュアモンスターをサーチできる。
そして、《シャドウ・リチュア》をサーチすれば間接的に儀式魔法をサーチできるため、事実上リチュアと名のついたカード全てをサーチできることになる。
《リチュア・アビス》や《ヴィジョン・リチュア》といった補助的なモンスターはもちろん、《リチュア・アビス》ではサーチできない《リチュア・ビースト》もサーチ可能である。
その《リチュア・ビースト》との相性は抜群で、戦闘破壊されたとしても次のターンに損失無しのエクシーズ召喚へ繋げる事ができる。
守備力もそこそこあり、下級メリットアタッカー程度なら受け止めることができる。
ただ、《リチュア・アビス》と比較してリバースさせる必要があるため、タイムラグが発生するのが欠点。
《サンダー・ボルト》等で発動前に除去されてしまうこともあり、【リチュア】自体もリバース効果を活かしやすいわけではない。
また、リリースを用意するならば《グリム・リチュア》で直接フィールドに出す方法もあり、あちらも《リチュア・アビス》でサーチできる。
このカードのメリットは《リチュア・ビースト》・《リチュア・マーカー》・一部のリチュア儀式モンスターをサーチできる点しか無く、その役割も《儀水鏡の集光》でできてしまう。
少なくともとりあえずで投入できるカードでないことは頭にいれておくべきだろう。
一応儀式召喚のリリースや各種素材に転用でき、魔法使い族なので《A・ジェネクス・バードマン》から《アーカナイト・マジシャン》に繋げられるのはメリットと言える。
- 英語名の「Ariel(エリアル)」はヘブライ語で「神のライオン」を意味しており、イスラエルの地名、天使の名前、天王星の衛星の名前などとして使われおり、男女ともに人名として使われることもある。
元々は男性名としての使用が多かったが、同名の女性キャラクターが主人公を務める映画「リトル・マーメイド」以降は女性名としての使用が増えた。
- シェイクスピアの戯曲「テンペスト」には同名のキャラクターとして空気の精霊「Ariel(エアリアル)」が登場する。
幽閉されていたところを主人公に救われ、使い魔として主従関係となり、最後には自由となるというもので、解説の《リチュア・ノエリア》と似ている点がある事から、そこから取られたのかもしれない。
また作品内では「彼」と言及されているが、一般的には女優が演じており中性的と解釈されるという側面があり、後述のWCSの設定に通じるものがある。
- 原作・アニメにおいて―
漫画OCGストラクチャーズにおける「栞莉vs附並」戦で栞莉が使用。
セットしてリバース効果の発動をねらったが、発動する前に敗北した。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALのアクションデュエルにおけるミニゲーム「ぴちぴち魚釣り」では、アクション中タイトル画面横にデフォルメ化された姿で2体描かれている。
また、魚がすべて釣れた場合のゲーム終了画面に登場する。
また、イベントモードではカーリーなのさが【リチュア】で使用。
召喚時には「かかったのさ!《リチュア・エリアル》!」という専用ボイスが存在する。
- WCS2011では対戦相手として登場。
「リチュアンブルー」という名の【リチュア】を使用する。
ちなみに、このモンスターは女性であるはずだが、何故か台詞が男性キャラのものに設定されている。
ただし、女性モンスターの台詞セットには控えめな性格のものが用意されておらず、イメージに合わないためやむを得ず女々しい男性のものを使ったとも考えられる。
一人称は「僕」。
関連カード †
―《リチュア・エリアル》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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