《リビング・フォッシル/Living Fossil》 †
装備魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンし、効果は無効化される。
COLLECTORS PACK 2018で登場した装備魔法。
自分の下級モンスター1体を蘇生してこのカードを自壊関係付きで装備する効果、装備モンスターを弱体化させ、効果無効のデメリットを与える効果を持つ。
下級モンスター限定だが、ノーコストで種族・属性・カテゴリに関係なく蘇生でき、装備魔法であるためサーチ・サルベージについても行いやすい。
ただし効果が無効化され、攻守ともに1000も弱体化するため、モンスター効果目的でもアタッカーとしても利用できない。
よって概ね何らかの素材確保目的で使うことになるが、蘇生したモンスターは素材に使用すると基本的に除外されてしまう。
除外もやむなしと割り切るか、蘇生したモンスターをエクシーズ素材に利用し除外を回避するといいだろう。
《やりすぎた埋葬》などと同様蘇生したモンスターの効果はこのカードの効果で無効にしているが、このカードがフィールドを離れるとモンスターは除外されてしまう。
このため完全蘇生するには、《禁じられた聖槍》などでモンスター自身に耐性を持たせてこのカードを除去するなど一工夫必要になる。
ステータスがダウンすることを活かし、《機械複製術》や《地獄の暴走召喚》の発動に繋げるのも有効。
《聖鳥クレイン》や《影六武衆−キザル》などは2枚のドローやサーチが行える。
《アステル・ドローン》や《豪腕特急トロッコロッコ》を《地獄の暴走召喚》で3体に増やし、エクシーズ召喚を行うことでその効果を複数回得ることもできる。
エクシーズ素材にするのであれば複数回のサーチが見込める《海皇の竜騎隊》も良く、エクシーズ召喚先やサーチ先によっては1ターンで全てをサーチに使うことも可能。
またエクシーズ素材にしたとき効果の獲得条件を満たすレベル4モンスターが主力となる【光天使】にも相性がよく、特に《地獄の暴走召喚》で特殊召喚した《光天使セプター》3枚で《星輝士 デルタテロス》を出せれば大量のアドバンテージが得られる。
敢えてシンクロ召喚・リンク召喚をして除外されるデメリットを利用してもよい。
不知火モンスターや《ジャイアント・レックス》等とは相性が良く、自身の効果を有効に活用できる。
- イラストでは、フォーマルなスーツに身を包み杖を携えシルクハットを被った恐竜人間が、夜の街中で懐中時計を確認している。
「living fossil」はシーラカンスやカブトガニ、ゴキブリといった、「化石が発見されているが絶滅はしていない=現存している古代生物」を指す言葉であり、化石であるはずの恐竜が生きているというイラストだろう。
- イラストには恐竜が描かれているものの、恐竜族には特に関係の無いカードである。
なお、下記のアニメではいずれのケースも恐竜族を蘇生するために使われている。
- OCG化に際して道路や夜空、鱗の模様などが僅かに描き直されている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:《禁じられた一滴》を発動する際に「《リビング・フォッシル》」と「装備モンスター」を墓地へ送れますか?
A:いいえ、装備モンスターは必ず除外されるため墓地へ送る事ができず、《リビング・フォッシル》のみを墓地へ送り発動することになります。(21/03/24)
Q:《禁じられた一滴》を発動する際に「《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》で効果が無効になっている《リビング・フォッシル》」と「装備モンスター」を墓地へ送れますか?
A:いいえ、その場合も装備モンスターを墓地へ送る事ができず、《リビング・フォッシル》のみを墓地へ送り発動することになります。(21/03/24)
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