《リロード/Reload》 †
速攻魔法
自分の手札を全てデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキに加えた枚数分のカードをドローする。
混沌を制す者で登場した速攻魔法。
自分の手札を全て入れ替える効果を持つ。
《打ち出の小槌》なら必要なカードを残しつつ手札交換ができるため、効果に関して言えば下位互換である。
こちらが勝る点は速攻魔法である点のみ。
【凡骨ビート】では、《凡骨の意地》の効果が止まった際このカードを発動して再びドローができるため、採用の余地がある。
しかし、それ以外だとフリーチェーンで手札交換をする必要がある局面があまりなく、《打ち出の小槌》で充分である場合が殆ど。
コンボのために4枚目以降として採用する場合も、必要な手札を残せない使い辛さが目立つ。
《魔導書の神判》との相性はこちらの方が良い。
自分のエンドフェイズに大量にサーチした魔導書をデッキに戻しドローすることで手札誘発などを引き込める確率が上がる。
また、《魔導書の神判》を相手ターンで発動した場合も、このカードなら発動しておくことで相手エンドフェイズにサーチできる魔導書の枚数が増える。
- 「リロード(Reload)」は再装填のことであり、銃弾を再補充、あるいは弾倉を交換することである。
ここでは銃弾が手札になぞらえられている。
イラストでは古代エジプト風の装飾の銃にピラミッド状の弾倉をリロードしているようだ。
- 漫画GXでは「十代vs三沢」(1戦目)で三沢が使用。
十代の恐るべき引きの強さに対抗するためにこのカードを使用し、見事キーカードを引き当てている。
- アニメZEXALでは木板製のカードが登場した。
「チャーリーvs男」戦ではチャーリーが使用。
手札が3枚の時にドローして発動、効果により《ダイスロット・セブン》3枚をドローした。
また、「鉄男vs等々力vsIV」戦において、等々力の手札にあるのが確認できる。
- 多くのデュエリストが所持しているが、発動される事はあまりない。
演出上の都合もあるだろうが、基本的に彼らが脅威のドローパワーを持っている事も影響しており、むしろこのカードがドローパワーを見せるために使われることすらある。
- アプリゲーム「デュエルリンクス」ではバンデット・キース固有のスキルとして「インチキドロー」・「シークレットドロー」・「スリカエ」が実装されているためか、バンデット・キースとの対戦で得られる勝利報酬(ランダムドロップ)のリストに掲載されている。
またスキルとして、このカードと同様の効果をデュエル開始時にのみ発動できる「リスタート」と、5ターン目以降発動出来る「リロード」も存在している。
最初期から実装されていた「リスタート」は上述の「スリカエ」同様、手札事故の軽減やコンボの安定化など汎用性の非常に高いスキルであったが、汎用性が高く様々な大会で結果を残した為、後のアップデートでスキルの挙動や引き直す際の確率、発動の為のデッキ構築制限など多くの仕様変更を受けた。
- 2017年世界大会では初めてデュエルリンクス部門も行われ、決勝戦1戦目は事実上、この「リスタート」を用いたミラーマッチとなった。
(なお、この決勝戦では1戦目・2戦目で負けた場合、その際に使用したデッキ・スキルは、そのまま次の試合に持ち越すことが可能)
このスキルで 《トゥーン・キングダム》を初手に引き込んだニュージーランド代表のTimmy Chiew選手はそのまま初戦を制したのだが、スウェーデン代表のTutpup(Dejon)選手は2戦連続でこのスキルを使用しても《トゥーン・キングダム》を引き込めなかった為、モンスターを1体も出せないまま敗北してしまった。
- アニメで使用したクロウ・ホーガンのほか、デッキに投入していたギラグ、アリトにも専用ボイスが用意されている。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《エクスチェンジ》などによって相手のカードが自分の手札にある場合、どう処理しますか?
A:相手のカードは相手のデッキに加えます。
このカードもドロー可能な枚数に数えます。
Q:デッキが0枚でも発動できますか?
A:発動できます。(15/08/28)
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