《運命の分かれ道/The Paths of Destiny》 †
通常罠
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、
表が出た場合は2000ライフポイント回復し、
裏が出た場合は2000ポイントダメージを受ける。
POWER OF THE DUELISTで登場した通常罠。
お互いにコイントスをして表が出たらライフゲイン、裏が出たらダメージを受ける効果を持つ。
発生する組み合わせは、以下の4パターンである。
- 自分ライフ増・相手ライフ減
- 自分ライフ増・相手ライフ増
- 自分ライフ減・相手ライフ減
- 自分ライフ減・相手ライフ増
最も望ましいのは一組目、望ましくないのは四組目だろう。
《ダイス・ポット》程ではないが、これ1枚で4000ものライフ・アドバンテージを生み出す。
そして、残りの二組はアドバンテージが変動せず、《恵みの雨》を使用したような状況になる。
最悪の事態である四組目が発生する確率は1/4であり、《セカンド・チャンス》も併用すれば更に危険度は下がる。
《シモッチによる副作用》・《堕天使ナース−レフィキュル》で相手へのダメージを強制したり、《デス・ウォンバット》・《チキンレース》で受けるダメージを0にして守るのも良い。
【シモッチバーン】では1/2の確率で一組目を出すことができ、効率の面では《ギフトカード》をも上回る。
たとえチェーンで《シモッチによる副作用》を除去・無効化されても、1/2の確率でダメージが入るという点では他の回復カードとのコンボより安定する。
とはいえ、これらを用いてもこのカードがリスクの高いギャンブルカードである事には変わりない。
どの使い方にせよ、ライフ・アドバンテージの損失は常に覚悟したい。
- ダメージ量が確定したバーンカードの中では準トップクラスの数値であり、《火炎地獄》2枚分に匹敵する。
運命の分かれ道で外れを引くと、その先にどれほどの事が待っているのだろうか。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALのWDC決勝大会デュエルコースターにおいて、このカードがレーン上に設置されていた。
遊馬とゴーシュがこのレーン上を通過し、見事二人ともコイントスで表を当てライフを回復した。
ちなみに、このとき現れたコインはやけに大きかった。
- アニメGXの「明日香vs万丈目」(1戦目)において、万丈目が同じく通常罠である《運命の分かれ道 ドラマチック・クロスロード》というカードを使用している。
このカードと似たイラストを持ち、相手に2種類の効果から1つを選ばせて適用させる効果を持っていた。
偶然なのか意図したものかは不明だが、登場時期も近い。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは《堕天使ナース−レフィキュル》とのコンボが流行したため、登場からわずか22日後の24/05/23にLIMIT1に指定された。
同ゲームは初期ライフ4000制であるためバーンは一律してダメージ数値が半減しているのだが、回復に関しては据え置かれており、それを利用された形である。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:自分と相手がライフポイントを回復する、もしくはダメージを受ける処理は同時に行われるのですか?
A:同時に行われる扱いになります。(14/03/08)
Q:コイントスで裏が出て自分へのダメージが発生した場合、《地獄の扉越し銃》は発動出来ますか?
A:発動時点でダメージが未確定のカードに対して《地獄の扉越し銃》は使用できません。
そもそも、上記の質問は《地獄の扉越し銃》は発動するタイミングを間違えています。
《地獄の扉越し銃》は、「ダメージを受ける効果の発動」にチェーンして使用します。
「ダメージを受ける効果処理」時に使用するのではありません。
Q:《セカンド・チャンス》を使用した場合、自分だけがトスし直しますか?それとも両者がトスし直しますか?
A:自分だけがコイントスをやり直します。(10/08/08)
Q:お互いのライフが2000未満の時にこのカードを発動し、お互いのコイントスが裏だった場合、引き分けになりますか?
それとも、どちらかのコイントスの方がタイミングが早いとして、どちらかの勝利になりますか?
A:引き分けになります。(14/03/08)
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