《海神の巫女/Maiden of the Aqua》 †
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 700/守2000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールドは「海」になる。
フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、この効果は適用されない。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した水属性・水族の下級モンスター。
フィールドを《海》に変更する永続効果を持つ。
「フィールドが《海》になる」は、「フィールドに《海》が存在するものとして扱う」と同義である。
《海》のステータス増減効果が適用されるわけではないが、効果に《海》を必要とするカードをサポートできる。
恩恵を受けられるカードの一覧は《海》を参照。
【海】においては《海》が存在しなければバニラ同然や発動不可が多いため、その確保手段を増やすのが主な役割となる。
《海》扱いを持つ中では唯一のモンスターであるため、リクルート・蘇生を駆使して《海》を確保することができる。
一方で、あくまで《海》が存在するものと見做すだけであり、このカード自身が《海》ではないため、《コダロス》等のコストにするものは対応しない。
フィールド魔法カードそのものは存在していないため、地縛神・Sin等もサポートできない。
自分はもちろん、相手がフィールド魔法を発動している場合も適用されなくなるため安定性も低い。
あくまでもフィールド魔法本家の確保を意識した上での、保険やサブルートとして割り切る必要がある。
《暗岩の海竜神》であれば、発動のために《海》を消費したところを、このカードを特殊召喚することで擬似的に《海》を再確保できる。
- 「巫女」は、起源は不明だが、占術・神楽舞・祈祷・神託を他の者に口伝えるシャーマニズムを行う職の女性をさす。
明治時代以降の日本では、おもに神職として、神社内で神事を執り行うのが通例となっている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXの異世界編で《踊る妖精》と共に登場。
覇王軍から逃げつつ覇王へ立ち向かえる者を探していた所でオブライエンと出会う。
《ゴブリンエリート部隊》が追尾用に放った《きつね火》を、自身の効果で《海》を呼び撃退し、後にオブライエンを導いた。
この時登場した彼女はカードとのイラストが異なる。
また、「十代vsダークネス」戦で十代が使用した通常罠《アストラルシフト》のイラストにも描かれている。
この時の絵柄はアニメ寄りになっている。
- コナミのゲーム作品において―
元々は真DM2で登場したオリジナルカード。
同作品の攻略本では、「荒ぶる海の神に仕える巫女。海の意思を人々に伝え、海を汚す者を罰するという。」と説明されている。
また同作品では、表側守備表示の間、自分の全ての水族モンスターを500ポイント強化する効果を持っていた。
- デュエルリンクスではオブライエンに専用ボイスが用意されている。
関連カード †
―類似効果
収録パック等 †
FAQ †
Q:フィールドに《海》と《海神の巫女》が表側表示で存在するときに《竜巻海流壁》を発動しました。
それに対し相手が《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》等の効果で《海》を破壊しました。
この時、《竜巻海流壁》は自壊しますか?
(《海神の巫女》の効果によって自壊を免れる事ができますか?)
A:この場合、「《海》はフィールドに存在している」扱いであるため自壊は発生しません。(07/10/15)
Q:「《海》がフィールドに存在している扱い」ということは、地縛神は存続できますか?
A:いいえ、自壊します。(09/04/29)
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