機動砦(きどうとりで) ストロング・ホールド/Stronghold the Moving Fortress》

永続罠
(1):このカードは発動後、効果モンスター(機械族・地・星4・攻0/守2000)となり、
モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
(2):自分フィールドに「グリーン・ガジェット」「レッド・ガジェット」「イエロー・ガジェット」が存在する場合、
このカードの効果で特殊召喚されたこのカードの攻撃力は3000アップする。

 Vジャンプ(2004年6月号) 付属カードで登場した永続罠
 罠モンスターの1枚であり、自分フィールドに3色ガジェットが揃っている場合に攻撃力自己強化する永続効果を持つ。

 (2)の効果より一気に攻撃力3000まで自己強化されるが、3色ガジェットを全てフィールドに揃える必要があり、手間がかかる。
 揃えられた後は、1体でも欠ければ攻撃力0を晒す羽目になるため、相手ターンではダメージを受けやすいのもネック。
 どちらかといえば、機械族レベル4の罠モンスターという点に活路を見出したい。
 機械族なので《ギアギガント X》カラクリシンクロモンスターの素材になるが、その点だけでは《ブリキンギョ》に対する利点が乏しい。
 地属性ゆえにナチュルシンクロモンスターが出せるのは利点だが、こちらでは《トイナイト》と競合する。
 また、このカードと同じレベルとなる罠モンスターには種族属性を自由に決められる上にこのカードより守備力が高い《量子猫》も存在する。
 こちらは、《起動兵士デッドリボルバー》と同様、《反転世界》と相性が良く、攻守反転後に3色ガジェットを揃えれば、攻撃力は5000にもなる。
 《起動兵士デッドリボルバー》《反転世界》とのコンボを狙う専用デッキになら採用する価値はある。

  • 「ストロングホールド(Stronghold)」は英語でそのまま「砦」を意味する。

関連カード

イラスト効果関連

―名前関連

収録パック等

FAQ

(1)の効果について

Q:自分フィールドモンスターカード扱いとして存在する《機動砦 ストロング・ホールド》や、《DNA改造手術》効果によって機械族として扱われている《メタル・リフレクト・スライム》等を対象として、《機械複製術》発動する事はできますか?
A:《機動砦 ストロング・ホールド》、《メタル・リフレクト・スライム》等は自身の効果によってモンスターカードとして扱われていますが、デッキに存在する同名カードは全て罠カードとして扱われています。
  《機械複製術》効果によって特殊召喚可能な同名モンスターデッキに存在していませんので、《機動砦 ストロング・ホールド》等を対象《機械複製術》発動する事はできません。(17/03/24)

Q:自分魔法&罠ゾーン《宮廷のしきたり》表側表示で存在しています。
  この状況で相手バトルフェイズ自分《マジカルシルクハット》発動し、デッキから《六芒星の呪縛》と《機動砦 ストロング・ホールド》の2枚の永続罠カード相手に見せ、モンスターカード扱いとして特殊召喚しました。
  この場合、モンスターカード扱いとなっている《六芒星の呪縛》や《機動砦 ストロング・ホールド》は、《宮廷のしきたり》の『このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーは「宮廷のしきたり」以外のフィールド上に表側表示で存在する永続罠カードを破壊できない』効果によって戦闘効果破壊されなくなりますか?
A:《マジカルシルクハット》効果特殊召喚した魔法罠カードは、モンスターカードとしての扱いとなります。
  デッキから選んだ魔法罠カード永続罠カードだったとしても、永続罠カードとしては扱われていませんので、《宮廷のしきたり》効果適用されません。
  (質問の状況の場合、モンスターカード扱いの《六芒星の呪縛》と《機動砦 ストロング・ホールド》は通常通り戦闘効果破壊される事になります。)(17/03/24)

Q:自分《N・ブラック・パンサー》の『1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。エンドフェイズ時まで、このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る』モンスター効果発動する場合、その対象として、相手モンスターゾーンモンスターカード扱いとして表側表示で存在する《機動砦 ストロング・ホールド》を選択する事はできますか?
A:《N・ブラック・パンサー》モンスター効果対象として、モンスターカード扱いの《機動砦 ストロング・ホールド》を選択する事はできます。
  その場合、そのターンエンドフェイズまで、《N・ブラック・パンサー》カード名は《機動砦 ストロング・ホールド》として扱われる事になりますが、『(2):自分フィールドに「グリーン・ガジェット」「レッド・ガジェット」「イエロー・ガジェット」が存在する場合、このカードの効果で特殊召喚されたこのカードの攻撃力は3000アップする』モンスター効果を得る事はありません。
  (また、カード名が《機動砦 ストロング・ホールド》として扱われたとしても、その《N・ブラック・パンサー》罠カードとして扱われる事はありません。)(17/03/24)

Q:自身の『 (1):このカードは発動後、効果モンスター(機械族・地・星4・攻0/守2000)となり、モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって効果モンスター扱いとなっている《機動砦 ストロング・ホールド》を対象として、《彼岸の悪鬼 ファーファレル》の『(3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをエンドフェイズまで除外する』効果発動できますか?
A:発動できます。
  その場合、除外された《機動砦 ストロング・ホールド》はエンドフェイズモンスターゾーン戻りますが、フィールド戻った《機動砦 ストロング・ホールド》はモンスターとしては扱われませんので、ただちに墓地へ送られます。(23/10/08)

Q:自分魔法&罠ゾーンセットされている《機動砦 ストロング・ホールド》を対象として相手《サンダー・ブレイク》発動しました。
  その発動チェーンして、その《機動砦 ストロング・ホールド》を発動した場合、どうなりますか?
A:先に《機動砦 ストロング・ホールド》の『 (1):このカードは発動後、効果モンスター(機械族・地・星4・攻0/守2000)となり、モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』処理を行います。
  その後、《サンダー・ブレイク》効果の処理によってモンスターゾーンの《機動砦 ストロング・ホールド》が破壊されることになります。(特殊召喚後も罠カードとして扱いますので、特殊召喚されたことによって対象から外れることはありません。)(24/05/06)

(2)の効果について

Q:このカード効果適用され攻撃力3000の時《BF−疾風のゲイル》効果を受けた後、自分フィールド上に《レッド・ガジェット》《イエロー・ガジェット》《グリーン・ガジェット》が存在しなくなった場合、このカードの攻撃力はどうなりますか。
A:このカードを対象に《BF−疾風のゲイル》効果発動攻撃力が1500になった後に、《グリーン・ガジェット》等がフィールド上から存在しなくなった場合でも、攻撃力は1500のままとなります。(11/09/08)

Q:このカード効果適用されていない時に《BF−疾風のゲイル》効果を受けた後、自分フィールド上に《レッド・ガジェット》《イエロー・ガジェット》《グリーン・ガジェット》が揃った場合このカードの攻撃力はどうなりますか。
A:このカード効果適用されて3000になります。(12/03/04)

Q:自身の効果モンスターカードになっているこのカードの「自身の攻撃力を3000にする」効果効果モンスターとしての効果ですか?
効果モンスターとしての効果の場合、その分類は何ですか?
A:効果モンスター効果として扱います。
  なお、効果の分類は永続効果チェーンブロックを作りません。(13/06/10)


Tag: 《機動砦 ストロング・ホールド》 永続罠 罠モンスター(効果) 星4 地属性 機械族 攻0 守2000

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