《原始太陽ヘリオス/Helios - The Primordial Sun》 †
効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されているモンスターの数×100ポイントになる。
遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006 付属カードで登場した光属性・炎族の下級モンスター。
除外されているモンスターの数によって攻撃力・守備力が決定される永続効果を持つ。
《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》とは異なり、モンスターしかカウントしない代わりに相手の除外されたカードもカウントする。
だが、1枚当たりの攻守の上昇幅があまりにも小さく、《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》と違い戦闘能力にはほとんど期待できない。
このカードは《マクロコスモス》でデッキから特殊召喚できるので、使用する際は主にそれを活かしていくことになる。
戦闘要員にはならないので、リリースや各種素材に使用することになる。
ただ、そういった使い方にしても《マクロコスモス》は殆どの場合相手ターンの序盤に発動することとなり、簡単に戦闘破壊されるこのカードを利用するには一工夫必要になる。
わかりやすいのは場に出した直後に各種素材に使用することか。
《ホップ・イヤー飛行隊》や《I:Pマスカレーナ》はそういったカードの中でも用意しやすい。
除外と直接シナジーのあるものではゴーティスチューナーがあり、《ゴーティスの大蛇アリオンポス》に繋げられる。
《マクロコスモス》によって(2)の効果こそ使えなくなるものの、チューナーだけ余るケースを緩和できる。
なお、気を付けなければならないのは、単体ではまったく機能しないカードなので手札事故を招きやすいと言う点。
【次元帝】では《異次元の生還者》などの補助と並行してリリースを調達できるが、元より手札事故になりやすいデッキであるため、採用を見送られる事も少なくない。
- 「ヘリオス(Helios)」とは、ギリシャ神話における太陽の神の名。
ヘシオドスの『神統記』によれば、ヒュペリオンとテイアの息子であり、月の女神セレネや暁の女神エオスは兄弟にあたる。
原子番号が2番目の元素「ヘリウム(Helium)」は、この「ヘリオス」が由来である。
- ちなみに、ギリシャ神話ではヘリオスは男神であり、女性的な身体を持つこのモンスターのイラストとは矛盾している。
「原始太陽」という名を合わせて考えると、女性運動家・平塚らいてうが書き残した『元始、女性は太陽であった』という言葉にも由来するものと思われる。
- アニメでのイラストはOCGと背景・包帯の本数が異なっており、全身が写っていない。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:除外されているモンスターが10体の状態で、このカードを対象に《収縮》を発動した場合、攻撃力はいくつになりますか?
A:除外されているモンスターの数×100=1000になります。(19/03/08)
Tag: 《原始太陽ヘリオス》 効果モンスター モンスター 星4 光属性 炎族 攻? 守?