幻獣機(げんじゅうき)アウローラドン/Mecha Phantom Beast Auroradon》

リンク・効果モンスター
リンク3/風属性/機械族/攻2100
【リンクマーカー:左/下/右下】
機械族モンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。
このターン、自分はリンク召喚できない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。

 LINK VRAINS PACK 3で登場した風属性機械族リンクモンスター
 リンク召喚に成功した場合に幻獣機トークンを3体生成する誘発効果リリースしたコストの数によって効果が変化する起動効果を持つ。

 リンク素材縛り【機械族】ならば満たしやすく、風属性なのでスピードロイドなどの制約がかかったターンでも展開は可能。
 《幻獣機オライオン》幻獣機トークンを増やしつつ手札幻獣機召喚できるので相性がよい。
 《幻獣機ドラゴサック》幻獣機トークン2体を展開できるため簡単にリンク素材が揃う他、戦闘ダメージを0にするデメリットはあるものの《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》なら他のリンクモンスターを出しつつリンク召喚が可能。
 幻獣機以外なら《ジェット・シンクロン》《ブンボーグ001》自己再生後に生成した幻獣機トークンとでシンクロ召喚が可能なので相性が良い。
 《警衛バリケイドベルグ》リンク素材になり、リンク素材縛りが緩いことから《クリッター》などを素材にして《ワンショット・ブースター》などのサーチ・展開からこのカードに繋がる。

 (1)はリンク召喚時に幻獣機トークンを3体生成する効果
 大量のトークンを生成できるが必ず3体生成する必要があり、メインモンスターゾーンの空きが2つ以下の場合発動できない。
 また効果の発動リンク召喚を行うことができないため、生成したトークンリンク素材に連続リンク召喚ということはできない。
 トークンの使用方法としては(2)の効果コストシンクロ召喚に繋ぐとよい。
 相手フィールドモンスターが多数存在するなら、自分フィールドトークン以外のモンスターをこのモンスターだけにしておくことで、《緊急発進》で3体のリクルートを狙うこともできる。

 (2)はモンスターを3体までリリースしてリリースしたモンスターの数によって適用する処理が変わる効果
 (1)で生成した幻獣機トークンを使うのが基本となるだろうが、このカード自体や他のモンスターリリースしてもいい。
 カード名を指定した1ターンに1度の制限ではないため、自身をリリースして効果を使った後に蘇生すれば再び使用可能になる。

 「●1体:」はフィールドのカード破壊
 対象をとらない効果でありカードの種類にも制限はないため、安定してアドバンテージを得られる。
 自分カード破壊するのも手で、《おもちゃ箱》《邪竜星−ガイザー》破壊してリクルートする動きも可能。

 「●2体:」は幻獣機モンスターリクルート
 (1)で生成した幻獣機トークンを1つ残しつつ幻獣機モンスターリクルートできるため、効果幻獣機トークンを必要とする幻獣機モンスター効果も活かしやすい。
 また《幻獣機オライオン》などチューナーリクルートすることで幻獣機トークンシンクロ召喚することもできる。
 《幻獣機コルトウィング》なら実質幻獣機トークンの損失なしでリクルートすることもできる。

 「●3体:」は罠カードサルベージ
 サルベージ先に制限はないため汎用性の高い《無限泡影》などもサルベージできる。
 もちろん《空中補給》のような幻獣機サポートカードサルベージするのもよい。

 「●2体:」以外の効果は単体で完結した汎用的なものであり、リンク召喚を重視しないデッキに単体で採用する事も検討できる。
 特に《ジェット・シンクロン》は汎用的なモンスターなので【機械族】なら無理なく採用できる。
 「●1体:」の効果除去を行った後にレベル7のシンクロ召喚に繋げれば更なる展開や除去が可能。
 例えば【カラクリ】では《カラクリ将軍 無零》シンクロ召喚を行い、《カラクリ蝦蟇 四六弐四》リクルートすれば、より上位のカラクリシンクロモンスターへ繋げられる。

 また、《幻獣機オライオン》は汎用チューナーのため、出張採用した場合でも「●2体:」の効果を使う事もできる。
 残った1体の幻獣機トークンとでレベルシンクロチューナーシンクロ召喚し、《幻獣機オライオン》効果で生成された幻獣機トークンと併せてレベル8のシンクロ召喚が可能。
 レベル変更できる《アクセル・シンクロン》《源竜星−ボウテンコウ》なら他のレベルシンクロ召喚も狙える。

 《星杯の神子イヴ》効果で任意の星遺物カードサーチ星杯モンスターリクルートも行えるので、それらを使えば更なる展開も見えてくる。
 例えば【レベル9】では、《星杯の神子イヴ》《星遺物の胎導》サーチ《星杯の守護竜》リクルートを行い、《炎斬機マグマ》レベルシンクロチューナー)をシンクロ召喚すれば、最終的にレベルシンクロモンスター+2体のレベル9の布陣となる。
 シンクロ召喚したモンスター《浮鵺城》ならば4体のレベル9(=2体のランク9)を並べられるので強い盤面となる。

  • モチーフとなった航空機は、アメリカ軍が極秘に開発していると噂されている戦略偵察機「オーロラ」だろう。
    また、カード名は「プテラノドン」ともかかっているものと思われる。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《幻獣機アウローラドン》 モンスター リンクモンスター 効果モンスター リンク3 風属性 機械族 攻2100 幻獣 幻獣機

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