《幻想の黒魔導師/Ebon Illusion Magician》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
レベル7モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク6の魔法使い族Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
「幻想の黒魔導師」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
手札・デッキから魔法使い族の通常モンスター1体を特殊召喚する。
(2):魔法使い族の通常モンスターの攻撃宣言時、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
Vジャンプ(2014年4月号) 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族のエクシーズモンスター。
ランク6魔法使い族のエクシーズモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる効果外テキスト、デッキ・手札から魔法使い族の通常モンスターを特殊召喚する起動効果、魔法使い族の通常モンスターが攻撃宣言したときに相手フィールドのカード1枚を除外する誘発効果を持つ。
通常のエクシーズ召喚のみならず、ランク6の魔法使い族に重ねて出す事ができる。
しかし、ランク6の魔法使い族は公式のデュエルでは使用できないカードを除くと《マジマジ☆マジシャンギャル》と《風紀宮司ノリト》しかおらず、どちらも魔法使い族をエクシーズ素材に指定するため出しづらい。
《ブラック・マジシャン》を中心とする【ブラック・マジシャン】は勿論の事、魔法使い族中心でランク7のエクシーズ召喚を得意とする【魔術師】とも相性は良い。
それらのデッキでは、《幻想の見習い魔導師》や《賤竜の魔術師》2体でランク6の《マジマジ☆マジシャンギャル》・《風紀宮司ノリト》のエクシーズ召喚も狙えるため、そちらのルートで呼び出すことも考えられる。
他には《外神ナイアルラ》を採用するデッキでも、自身の効果でランク6にし墓地の魔法使い族をエクシーズ素材にすることでランクアップ条件を満たすことが可能になる。
(1)の効果は、手札またはデッキから魔法使い族の通常モンスターを特殊召喚する起動効果。
この効果で特殊召喚できる魔法使い族の通常モンスターのうち、最高打点はレベル8で攻撃力2900の《コスモクイーン》。
このカードの素材にできるレベル7は《ブラック・マジシャン》と《竜穴の魔術師》しかおらず、レベル6なら《魔法剣士トランス》が最高打点、《ネオアクア・マドール》が最高守備力となる。
もっとも、(2)の効果で高攻撃力モンスターは排除できるので、ステータスの高いレベル4魔法使い族を出すだけでも十分な働きはする。
注意点として、墓地からは特殊召喚できないため、高レベル通常モンスターを使う際に有効な手札交換で墓地へ送る戦法は相性が悪い。
少数積む場合は、手札またはデッキに特殊召喚できるモンスターは残しておきたい。
(2)の効果は、魔法使い族の通常モンスターが攻撃宣言したときに相手フィールドのカード1枚を除外する誘発効果。
これにより直接攻撃が行いやすくなる点は大きく、通常モンスターとこのカードの攻撃によって相手ライフを5000以上削ることが可能。
通常モンスターをデッキに入れる必要こそあるが、ラッシュを掛けるのには非常に向いているカードである。
- 公式サイト等では、決闘王の記憶−決闘者の王国編−と連動したカードとして扱われている。
また、Vジャンプの封入されていた袋には上記商品と相性抜群である旨に加え「『OCG』15周年アニバーサリーカード」「古の魂を継ぐ黒衣の魔導師降臨!!!」と記述されている。
- 原作・アニメにおいて―
モデルは「王の記憶編」に登場した神官マハードの精霊「幻想の魔術師」だろう。
当初は子供のような頭身の低い姿で、力もあまり強くない精霊だったが、これはマハードが自身の魔力の大半を千年リングの邪念の封印に用いていた為である。
王墓で盗賊王バクラに一騎討ちを挑んだ際に封印を開放した事で幻想の魔術師も大人びた強力な精霊となったが、バクラの精霊「ディアバウンド」の前に返り討ちに遭いマハードは命を落とす。
- コナミのゲーム作品において―
《ブラック・マジシャン》と関連性のあるカードであるためか、『TAG FORCE SP』・『デュエルリンクス』では闇遊戯に専用セリフが存在する。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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