《光神化(こうしんか)/Celestial Transformation》 †

速攻魔法
(1)：手札から天使族モンスター１体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は半分になり、エンドフェイズに破壊される。

　ENEMY OF JUSTICEで登場した速攻魔法。
　手札の天使族モンスターを特殊召喚する効果を持つ。

　天使族モンスターであればレベルも属性も問わず特殊召喚することができる。
　しかし攻撃力が半減するためアタッカーにできず、手札からしか出せない上１ターンで自壊するためディスアドバンテージが大きい。
　召喚したモンスターの用途に制限は無いので、そのターン中にシンクロ・エクシーズ・リンク召喚やリリース要員などに使って他のモンスターへ繋ぎたいところ。
　以下の様な天使族モンスターが利用できるだろう。

  1. 《シャインエンジェル》か《コーリング・ノヴァ》を特殊召喚、自爆特攻させてモンスターをリクルートできる。
    《天空の聖域》があれば戦闘ダメージも受けずに済む。
    攻撃力が700になり戦闘破壊されやすくなるのは《二重召喚》にはないメリット。
  2. 相手ターンに《光の追放者》や《閃光の追放者》を特殊召喚することで、ライトロードなどモンスターを墓地へ送ることでアドバンテージを得るデッキを封じる。
    《光の追放者》は守備力の高さから壁にできる。
    「墓地へ送る」「墓地へ捨てる」コストを持つカードの発動を封じることもできるが、相手がカードの発動を宣言する前に特殊召喚する必要がある。
  3. 《ゾルガ》や《ジェルエンデュオ》・《幻奏の音女セレナ》を特殊召喚してリリースする。
  4. 《アイツ》・《コイツ》・《ソイツ》・《ドイツ》をサポートする。
    特に《前線基地》で召喚できない《コイツ》にとっては重要な召喚補助となる。
    《ドイツ》狙いであれば、４枚目以降の《前線基地》として使える。
  5. 《聖なるあかり》・《閃光の結界像》・《大天使クリスティア》を相手の特殊召喚効果を持つカードの発動にチェーンする形で特殊召喚し、相手の特殊召喚を無効化・制限する。
    《大天使クリスティア》はあらゆる特殊召喚を封じるが、自壊するとデッキトップに戻り、ドローロックしてしまうので注意が必要。
  6. 《堕天使アスモディウス》を特殊召喚すれば、エンドフェイズに２体のトークンを生み出せる。
    守備表示で特殊召喚し壁にするなど、相手ターンに発動すれば無駄が少ない。
  7. 特殊召喚したモンスターを《アテナ》で墓地へ送り、完全蘇生する。
    《アテナ》に加えて最上級モンスターを特殊召喚できれば多大なアドバンテージを得られる。
  8. 《幻奏の音女エレジー》を特殊召喚すれば、このカードの効果で破壊されない。
    既に《幻奏の音女エレジー》が存在する状態で他の幻奏モンスターを特殊召喚した場合も同様である。
  9. 妥協召喚の条件の都合上複数体並べにくい時械神の展開サポートに使う。
    破壊耐性持ちかつ攻守０なのでデメリットも関係なく、《時械神メタイオン》・《時械神ザフィオン》の効果を通せれば十分元は取れる。
    《時械神ミチオン》を２体、または《時械神ミチオン》と《時械神サンダイオン》を１体ずつ並べて両方の効果を発動し、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》をエクシーズ召喚すれば１ターンキルも可能。

　特殊召喚に成功した時点で攻撃力が半減する点はメリットでもあり、ほぼ全ての天使族を《地獄の暴走召喚》の対象範囲にすることが可能である。
　これにより同じ天使族モンスターを３体まで特殊召喚する事が可能であり、以下の様なコンボが可能である。

  1. 《天空の聖域》があり《裁きの代行者 サターン》を《光神化》〜《地獄の暴走召喚》をすれば、一撃必殺のダメージを与えうる。
  2. 《天空騎士パーシアス》を３体特殊召喚し、全ての攻撃が通れば、３枚ドローできる。
  3. 《光天使セプター》を特殊召喚し、暴走召喚した２体の効果で２枚サーチ、そのまま３体でエクシーズ召喚してフィールドのカードを３枚破壊しながら３枚ドロー。
  4. 《アテナ》を３体並べた後、もう一体の天使族をフィールドに出し、それぞれの《アテナ》の効果によって墓地とフィールドの間を回す事で、7800という凄まじいバーンダメージを叩き出せる。
    ちなみに召喚する天使族が《フェアリー・アーチャー》なら１ターンキルも可能。
    《トリックスター・マンジュシカ》でも返しのターンに通常のドローをした瞬間焼ききれる。

　なお、エンドフェイズにこのカードの効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在しない場合、そのモンスターを破壊しない。
　特殊召喚したモンスターを《月の書》・《ワーム・ホール》の対象に選択すれば、破壊は回避できる。

　速攻魔法であるため、自分ターン中ならば手札からも発動が可能。
　《天空騎士パーシアス》等の効果によってバトルフェイズ中に手札の天使族モンスターが増えた場合、このカードでさらなる追撃を行える。
　攻撃力は半減しているものの、その攻撃で止めをさせる事もあるだろう。

  • 原作・アニメにおいて―
    アニメZEXALの「ドロワvsトロン」戦において、トロンの手札にあるのが確認できる。
    しかしトロンの使った紋章獣に天使族は存在していない。
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関連カード †

―イラスト関連

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このカードを使用する代表的なデッキ †

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収録パック等 †

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FAQ †

Ｑ：《絶対魔法禁止区域》適用中に通常モンスターを特殊召喚した場合、自壊を免れることはできますか？
Ａ：いいえ、できません。(14/04/16)

Ｑ：《一族の結束》の効果があらかじめ適用されている場合、このカードで特殊召喚されたモンスターの攻撃力は800アップしますか？
Ａ：《一族の結束》の効果でアップします。(14/09/12)

Ｑ：この効果によって特殊召喚されたモンスターが《月の書》で裏側守備表示になった場合はエンドフェイズに破壊されますか？
Ａ：いいえ、破壊されません。(08/10/26)
　　次のターン以降に表側表示になった場合でも、そのターンのエンドフェイズに破壊されません。(10/05/28)

Tag: 《光神化》 魔法 速攻魔法

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