《砦を守る翼竜/Winged Dragon, Guardian of the Fortress #1》 †
通常モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1400/守1200
山の砦を守る竜。
天空から急降下して敵を攻撃。
Vol.4で登場した風属性・ドラゴン族の下級モンスター。
《カイザー・ドラゴン》の融合素材。
レベル4の風属性・ドラゴン族通常モンスターとしては、よりステータスの高い《サファイアドラゴン》等が存在している。
リクルーターに対応する中でも、壁として役に立つ《洞窟に潜む竜》の方が使いやすい。
《カイザー・ドラゴン》の融合素材なのでそのサポートに対応する点で差別化でき、各種聖刻の効果で《フェアリー・ドラゴン》共々特殊召喚できる。
- 英語名が非常に長いが、日本語名と全く同じ意味である。
複雑な意味を短い文章で表現できるという漢字の特性をよく表した例である。
- 元々はれっきとした効果モンスターであり、「飛行能力によって相手モンスターからの攻撃を35%の確率で回避する」という特技だった。
なお、この特技は初登場した「DEATH-T編」でしか使用されていない。
また、原作ではレベル5だったため、「バトルシティ編」以降は出番がなくなっている。
- アニメではOCGに合わせたのか、ペガサスに「特に特殊能力を持たないノーマルモンスター」と言われてしまっている。
「DEATH-T編」に相当する「闇遊戯vs海馬」戦では《邪悪なるワーム・ビースト》との対決もなく、強化された《闇・道化師のサギー》に戦闘破壊される際も回避能力に言及はされなかった。
一応、「遊戯vs闇のプレイヤーキラー」戦での「闇のフィールドを炎で一瞬照らす」描写は残されている。
- 「バトルシティ編」の後日談では、公園でデュエルする子供が使用している。
「ドーマ編」では、実体化したこのモンスターが空を飛行している姿が確認できる。
- アニメ版の遊戯と御伽が対決したゲーム「D・D・M」においても遊戯が使用している。
守備に回すつもりであったが、《爆弾トカゲ》の効果で破壊されている。
- アニメ版のファラオの記憶編では、アイシスが召喚。
その飛行能力で王宮を守護しようと奮迅するが、ゾークネクロファデスによりアイシスもろとも叩き落された。
- 遊戯王シリーズ以外において―
『週刊少年ジャンプ』の漫画『守れ!しゅごまる』第22話では、守護丸がさなぎを守る目的でこのモンスターを模した《風呂場を守る翼竜》というロボットと思しきものをさなぎ達が入浴中の浴室に壁を壊しながら突入させた。
だが、その巨体ゆえに湯船を占領してしまった。
- コナミのゲーム作品において―
DM1をはじめとしたGB作品では一部画面を除いてカード名が頭8文字しか表示されないため、「とりでをまもるよ」という、動詞になりつつもカード名の意味を残す珍妙な表記になる。
『モンスターカプセルGB』にも登場している。
技レベル1の技は原作と同じく「かきゅうのつぶて」、技レベル2の技は攻撃範囲が広がった「ほのおのりゅうせい」と正統進化するが技レベル3の技はなんと「ひかりのごふうけん」となっている。
原作で明かり代わりに攻撃したのが元になっているのだろうか。
- その他の商品展開―
OCGの前身であるバンダイ版でも登場しており、珍しく両者のカラーリングもほぼ同じになっている。
イラストはバンダイ版の方が全体的に丸っこい。
バンダイ版のステータスはレベル4の攻撃力1700・守備力1600である。
関連カード †
―このカードを融合素材に指定する融合モンスター
―色違いモンスター
収録パック等 †
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