《次元幽閉/Dimensional Prison》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を選択して発動できる。
選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。
遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2008 付属カードで登場した通常罠。
攻撃モンスターを対象にとり、除外する効果を持つ。
攻撃反応型罠カードとしては《聖なるバリア −ミラーフォース−》、《神風のバリア −エア・フォース−》、《砂塵のバリア −ダスト・フォース−》が比較対象となる。
このカードのそれらに対する優位点は、破壊を介さず再利用を許さない除外という形での除去ができる点である。
しかし、全体除去等で展開を止めやすいバリア −フォース−らに比べ、1:1交換に留まり相手の展開に影響を与えにくい点は大きなマイナスポイントとなる。
破壊を介さない妨害という点では《神風のバリア −エア・フォース−》や《砂塵のバリア −ダスト・フォース−》でも可能であり、またこのカードは対象をとるため、破壊を介さない代わりに効果の対象にならない耐性にも弱くなってしまっている。
特に拘らないならバリア −フォース−で良いので、こちらを採用するならメタ対象を明確にしたい。
展開力があまり高くなく、除外に弱く、伏せ除去を行いづらいデッキ相手であればそこそこ機能するだろう。
ただしその場合でも《心太砲式》や《天龍雪獄》の方が有効でないかは考える必要がある。
除外に拘らないなら《心太砲式》の方が自分の攻撃宣言時でも発動でき、攻撃モンスター以外も対象に選択できる。
除外に拘る場合でも、《天龍雪獄》であればフリーチェーンであるためメインフェイズ1での伏せ除去に強い。
- 公式サイトの「かーどビング通信」においては、「効果破壊に耐性を持つモンスターへのメタカード」として《鳳翼の爆風》と比較された。
同時に「キミはどっち派?」のコーナーにおいてどちらが使いやすいかも投票が行われたが、結果こちらが8割近い票を得ている。
- Dチーム・ゼアルの「遊馬vsマスター・イビル」戦において、 マスター・イビルが使用。
- アニメARC-V初期に数回登場したストロング石島のCMで、このカードが確認できる。
第95話では行政評議会ビルを包囲していたセキュリティ隊員がセットしていたが、《DDD双暁王カリ・ユガ》の効果で破壊された。
118話ではイーサンが謎のデュエリストに投げつけたカードの1枚として登場。
- コナミのゲーム作品において―
このカードが付属しているWCS2008のスペシャル制限リストでは、《炸裂装甲》共々準制限カードに指定されている。
- デュエルリンクスでは上記のルールガイドで使用された縁で凌牙に発動時の専用台詞が存在する。
アニメ・漫画以外の媒体で使用したカードに専用台詞が用意されている例は珍しい。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:対象をとる効果ですか?
A:対象を指定する効果になります。(07/11/29)
Q:相手の攻撃宣言時にこのカードを発動し、相手はそれにチェーンして《神の宣告》を発動しました。
それらのチェーン処理を終えた後に、自分は別の《次元幽閉》を発動できますか?
A:できません。(13/04/25)
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