《祝福の教会−リチューアル・チャーチ/Ritual Sanctuary》 †
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札から魔法カード１枚を捨てて発動できる。
デッキから光属性の儀式モンスター１体または儀式魔法カード１枚を手札に加える。
(2)：自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻し、
戻した数と同じレベルを持つ、自分の墓地の天使族・光属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
コレクターズパック−閃光の決闘者編−で登場したフィールド魔法。
魔法カード１枚を手札コストとして捨てる事で光属性の儀式モンスターか儀式魔法をサーチする効果、自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻す事でその枚数と同じレベルの光属性・天使族モンスター１体を蘇生させる効果を持つ。
(1)は、魔法カードを手札コストに光属性の儀式モンスターか儀式魔法をサーチする効果。
儀式モンスターや儀式魔法はサーチ手段が豊富にあるが、こちらはフィールド魔法で《テラ・フォーミング》によるサーチができ召喚権を使わないため、即効性が高い。
同名カード・《テラ・フォーミング》・儀式魔法が手札でダブついたとしてもそれらを手札コストにできるので、併用しても事故の危険性を高めることもない。
《儀式の準備》とも相性が良く、手札コストに使った儀式魔法を即座にサルベージしつつ、儀式召喚の準備を進められる。
儀式魔法を捨て、その同名カードをサーチすることで、《祝祷の聖歌》などの墓地効果を活かしつつ儀式召喚も狙える。
(2)は、墓地から魔法カードを任意の枚数デッキに戻す事で、その枚数と同じレベルの光属性・天使族モンスター１体を蘇生させる効果。
基本的には、(1)のコストや儀式召喚で墓地に魔法カードを貯めていく事になる。
儀式魔法をデッキに戻せば、(1)の効果で再度サーチへ繋げられる。
《テラ・フォーミング》と相性抜群であり、このカードをサーチしつつ、墓地の魔法カードを水増しできる。
《死者蘇生》等の制限カードを使い回したり、《トゥーンのもくじ》等デッキにあった方が都合が良いカードを戻し、再利用する手もある。
また《魔神火炎砲》で《エクゾディアとの契約》を墓地へ送ることで光属性・天使族モンスターを蘇生させることができる。
蘇生先としては、低レベルで儀式召喚をサポートする《サイバー・プチ・エンジェル》や《宣告者の神巫》が有力。
(2)の効果だけを目当てに、儀式召喚を行わないデッキで光属性・天使族の蘇生カードとして採用することもできる。
その際に《古聖戴サウラヴィス》も合わせて採用しておけば(1)の効果も活用できる。
高レベルの蘇生は大幅な墓地肥やしが必要で難しいが、低レベルモンスターなら少ない枚数で蘇生可能。
レベル１なら(1)のコストだけで賄え、《コート・オブ・ジャスティス》や《ワンチャン！？》の発動条件を満たすこともできる。
《アルカナフォース０−ＴＨＥ ＦＯＯＬ》を蘇生し壁にしたり、《ハネワタ》等のチューナーを蘇生してシンクロ召喚に繋げたりできる。
カテゴリ単位では【ワルキューレ】との相性が良く、《ワルキューレ・セクスト》を蘇生しあちらの効果で《ワルキューレ・フュンフト》をリクルートすれば、魔法・罠カードの墓地肥やしができ(2)のコストを溜められる。
《ワルキューレ・セクスト》のリクルート先を《ワルキューレ・ドリット》にして《ワルキューレ・シグルーン》をサーチすれば、このカードを墓地へ送って特殊召喚可能。
【粛声】はカテゴリ内にフィールド魔法を持たないため、このカードも採用理由がある。
変わったところだと【超量】では《超量妖精アルファン》がこのカードの蘇生対象であり、《テラ・フォーミング》が自然と入るため選択肢の一つとなる。
- フィールド魔法らしからぬイラストであり、カード名にある「教会」の要素が見当たらない。
新郎新婦が描かれているため、「教会」の内部にあたる場所なのだろう。
- アニメでこのカードが発動された時は周囲に教会の内装が出現していた。
関連カード †
―手札の魔法カードを捨てる事で効果を発動する魔法・罠カードは《二重魔法》を参照。
(1)と(2)の両方の効果に対応する天使族・光属性の儀式モンスター †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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