遊戯王カードWiki - 《深淵の獣サロニール》

《深淵の獣(ビーステッド)サロニール/Bystial Saronir》 †

効果モンスター
星６/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分か相手の墓地の光・闇属性モンスター１体を対象として発動できる
（相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる）。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
「深淵の獣サロニール」以外の「ビーステッド」モンスター１体か「烙印」魔法・罠カード１枚をデッキから墓地へ送る。

　DARKWING BLASTで登場した闇属性・ドラゴン族の上級モンスター。
　墓地の光属性・闇属性を除外し手札から特殊召喚する起動効果、墓地へ送られた場合に同名以外のビーステッドか烙印魔法・罠カードを墓地へ送る誘発効果を持つ。
　(1)の起動効果は相手フィールドにモンスターが存在する場合は誘発即時効果となる。

　(1)はレベル６ビーステッドの共通効果であり《深淵の獣マグナムート》を参照。

　(2)は墓地へ送られた場合のビーステッドモンスターあるいは烙印魔法・罠カードを墓地へ送る効果。
　どこから墓地へ送られてもよくタイミングも逃さないため、各種コストや素材にもしやすい。
　光属性のビーステッドはすべて自己再生可能であるため、それらを墓地へ送ることでサーチに近い動きになる。
　烙印魔法・罠カードは《烙印の獣》で置くことができる永続魔法・永続罠を選択するか、墓地で発動する効果を持つものを墓地へ送ると良い。
　《烙印断罪》を墓地へ送れば烙印のサルベージができ、《烙印の剣》を墓地へ送ればビーステッドのコストにしたモンスターを回収することが可能。

カード名は「サロン」と「ファフニール」を合わせたものだろう。

名前の由来であるサロンが、「マグヌス」の子であることを意識してか、《深淵の獣マグナムート》とは「デッキのモンスターに関わる」という点が共通している。
また、サロンの息子であるドルイスを名前の由来とする《深淵の獣ドルイドヴルム》とは、「カードを墓地へ送る」点が共通する。

このカード以外のレベル６ビーステッド３体は23/01/01・23/04/01のリミットレギュレーションで制限カードとなったが、このカードには現状規制はかけられていない。
(2)の対象の範囲が他３体と比べて狭く、出張パーツに適していないためと思われる。

コナミのゲーム作品において―
「マスターデュエル」では【ビーステッド】での活躍を受けてか、24/02/07のリミットレギュレーションで制限カードに指定された。
烙印やドラゴンリンクに(2)の効果のために他のビーステッドと混合採用された結果、「マスターデュエル」で無規制の《深淵の獣バルドレイク》とは違う形となった。

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