《水晶ドクロ/Crystal Skull》 †
効果モンスター
星1/水属性/岩石族/攻 0/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
その後、このカードは守備表示になる。
(2):自分が効果ダメージを受けていないターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから攻撃力0の岩石族モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
ANIMATION CHRONICLE 2022で登場した水属性・岩石族の下級モンスター。
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に1000バーンを受け守備表示になる誘発効果、効果ダメージを受けていないターンのエンドフェイズに攻撃力0の岩石族をサーチ・リクルートする誘発効果を持つ。
(1)は自身へのバーンと表示形式変更。
(2)を考えるとなんらかの手段でダメージを受けない様にしたい。
効果ダメージを直接0にできる《ハネワタ》を使う、《マテリアルドラゴン》でダメージを回復にする、《呪詛返しのヒトガタ》でダメージを移すといった手が考えられる。
ただしこの手段で攻撃表示で発動した(1)のダメージを回避した場合、「その後」の処理である表示形式変更ができない。
効果を無効にする場合は「発動した効果を無効」にするカードでない限り、(2)まで無効になってしまう。
《エンペラー・オーダー》は召喚に成功した時限定で「発動した効果を無効」にしたうえハンド・アドバンテージへ変換できるが、こちらの場合も攻撃表示で残ってしまう。
または「効果を無効」にする永続カードを発動して、(2)の発動前までに除去するか、(2)の発動にチェーンしてこのカードを適用範囲外に移動させる必要がある。
汎用カードでは《デモンズ・チェーン》や《スキルドレイン》などを発動して(1)を無効にした後でバウンスなどで適用されなくする、もしくは(2)にチェーンしてリリースなどで適用範囲外にすれば(2)は無効にならない。
《能力吸収石》は魔石カウンター2つ乗せた状態では(1)は無効になり、エンドフェイズに魔石カウンターを先に取り除けば(2)を適用できる。
また、《アショカ・ピラー》でもサーチできる《リビング・フォッシル》で蘇生し、《マジック・ディフレクター》で無効にするのも手である。
いずれの場合にせよ(2)がエンドフェイズで発動することもあり、次のターン攻撃の的になりやすい点は注意。
反転召喚以外のリバース時には発動しないため、セットした後で《砂漠の光》などで表側表示にするのも手である。
逆に考えて、送りつけた場合には1000ダメージのバーンとなる。
ただし、守備表示になるので戦闘ダメージに繋げる場合は貫通か表示形式変更が必要となる。
(2)は攻撃力0の岩石族のサーチかリクルート。
特に他のカードとのコンボを狙わない場合、「《水晶ドクロ》を召喚・特殊召喚・反転召喚していないターンのエンドフェイズに、同名カードをサーチ・リクルートできる効果」と捉えることができる。
しかしながら、その場合ステータスも貧弱で耐性を持たないこのカードを維持しなければならず、現実的ではない。
毎ターンエンドフェイズに発動する効果であるため、フィールドに維持すればお互いのエンドフェイズにサーチかリクルートを行える。
似た効果として《ワーム・リンクス》があり、あちらの運用と同様に、相手の展開と攻撃を抑止するカードを用いて守ると良いか。
しかし、サーチ・リクルート先の選択肢に有力なものが少なく、エンドフェイズというタイミングも相まって効果的な利用は難しい。
効果ダメージを受けていないターンのエンドフェイズという条件から、なるべく(1)のダメージを回避する手段と併用して使用したい。
一応《シェル・ナイト》は壁兼破壊してくれればサーチャーにできる。
ただし、そもそもサーチしたいなら《クリッター》が、リクルートしたいなら属性リクルーター(対応するモンスターの殆どが地属性であるため《巨大ネズミ》)というライバルが存在する。
攻撃力0の岩石族をサーチ・リクルートするにしても、わざわざコンボ性の高いこのカードで行うかはよく考えたい。
関連カード †
―サポートカード
―《水晶ドクロ》の姿が見られるカード
―サーチ・リクルート共に可能
―サーチのみ可能
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《水晶ドクロ》 モンスター 効果モンスター 星1 水属性 岩石族 攻0 守0