遊戯王カードWiki - 《団結の力》

《団結(だんけつ)の力(ちから)/United We Stand》 †

装備魔法
(1)：装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールドの表側表示モンスターの数×８００アップする。

　単体強化装備魔法の中ではトップクラスの性能を誇り、《デーモンの斧》と並び単体強化手段の基準となっている。
　何のデメリットもなく攻撃力・守備力が最大で5600もアップする爆発力は目を見張るものがある。
　装備モンスターだけでも800アップし、下級モンスターでも最上級モンスターに対抗しうるステータスとなるため、腐ることは少ない。
　守備力も同時に強化するため、表側守備表示に変更されたり、ステータスを入れ替えられても耐えやすい。

　現在では単体強化装備魔法自体の評価が下がり、一般的なデッキでは見かけなくなっている。
　とはいえ、装備カードにまつわる効果を持つカードを多く擁するテーマデッキでは、高順位の採用価値が認められる。
　モンスターを大量展開しやすいデッキなら強化数値も跳ね上がり、１ターンキルも容易になる。
　《重装武者－ベン・ケイ》・《不意打ち又佐》等も１ターンキルを狙いやすい。

　《スケープ・ゴート》・《カバーカーニバル》・《超カバーカーニバル》といったトークンを大量発生させるカードとも相性が良く、瞬時に高水準の強化値を狙える。
　【ペンデュラム召喚】系列とも効果的で、特に展開力は安定しているがメインデッキでの戦闘力は劣る【マジェスペクター】や【イグナイト】に投入すれば、厄介なモンスターを戦闘で突破するにも役立つ。

　攻撃力・守備力の両方が大きく強化されるため、《万物創世龍》のリリース確保にも役立つ。
　自分が７体のモンスターを並べている場合、攻撃力・守備力０のモンスターすら１体で条件を満たす。
　守備力を参照する《コンセントレイト》との相性も良く、大幅に強化できる。

登場当時の基準ではあまりにも強力であり、登場してわずか１カ月後の01/05/28の制限改訂で制限カード、04/09/01には禁止カードにもなった。
その後、すぐ制限カードに制限復帰したが、先に制限解除されたのは《魔導師の力》であった。
だが、こちらも10/09/01の制限改訂で、遂に制限解除となった。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦において、遊星のデッキに投入されているのが確認できる。
また、第53話の回想シーンにおいて、ボマーが村の子供達に渡しているカードの中にも確認できる。
第114話では、カップラーメンマン（クロウ）に敗北した男が持っていた。

漫画GXの「万丈目vs翔」戦にて、万丈目が下位互換の装備魔法《ドラゴンズ・ユニット》を使用している。
こちらは、「自分フィールド上のドラゴン族１体につき装備モンスターの攻撃力・守備力が４００ポイントアップする」効果だった。

漫画5D'sの「遊星vs龍亞＆龍可」（１戦目）にて、龍亞が下位互換の装備魔法《Ｄ(ディー)・マスタ・アーム》を使用している。
こちらは、「自分フィールド上のＤ(ディフォーマー)１体につき装備モンスターの攻撃力が３００ポイントアップする」効果だった。

アニメVRAINSの第51話では、鬼塚の回想シーンでこのカードが確認できる。
また、「道順/ブラッドシェパードvsライトニング」戦でブラッドシェパードが使用した永続罠《スナッチ・ドローン》のイラストに、何らかのマシーンの手でフィールドから離されている状態のこのカードが描かれている。

Ｑ：相手のモンスターに装備させた場合、攻守の変化はどうなりますか？
Ａ：このカードのコントローラーのフィールドのモンスター数で判断します。

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